犬を考える
先日より、噛み止めと投稿してある画像を見て思いましたが・・・
私は左右の耳を噛んでガツン!と押さえてるのを噛み止めと思っていました。
今までの犬での狩猟はガツンと止めてナイフで刺すが多かったです。



プリンちゃんが来て、何度かイノシシちゃんを見せてあげましたが・・・
やっと、死んだのに噛むようになりました。。
生きてるとまだ怖いみたいです。
22年7月で1歳なので来シーズンは頑張ります。



猟期中にパフェちゃんを何回か使いましたが・・・
猪を起こすのはぼちぼちで早めにたどり着きますが、鳴いたあと追わない!
私が近くにおれば鳴いていますが・・・
1匹では・・・と言う結果です。。
2匹いればかなりの確率で止まるかも?
抜きで30キロぐらいまでならパフェちゃんが押さえてくれそうな感じです。


20年4月にパフェちゃんがやってきました。
山歩きのお供にと思ってなんかいたら譲って!っと頼んでおきました。
何度か山に連れて行きましたが、いい感じです!


最初にビーグルを買ってウサギ猟から始めました。
ウサギを見たこともないのに・・・
師匠よりウサギ犬は放しとけば出来る!と言われ放し飼いで飼いました。
6ヶ月ぐらいから吠え始め家の周りを回っていてなにしているのだろ?(素人です)
犬を飼い始めて最初の猟期の初日に連れて行き。
鳴いて追ってる?・・・
何か来た!
ウサギ???
私は見たことがなく、ピーターラビットのイメージしか有りませんでした。
耳がある!やっぱウサギだぁ〜!
でした。
この犬は、カラツですが小ぶりでアメリカ系のカラツでした、追いは良かったのですが、
出しが少し悪く足が遅いのが欠点でした。
脚が遅いとウサギがいいように逃げて待ちに掛かりにくいです。
次、買ったのもサツマで一回り大きく、出しは良く脚も早いのですが、追いがいまいちで
2匹で調度良い感じでした。
毎日、朝に山に放して仕事に行きましたので、家に帰ると良くウサギを獲って来て食べてました。

やっぱり猪猟が面白く紀州犬を飼い始めました。
最初は日高系・細田系を中心とした犬で次には細田に屋久島を掛けたのを飼っていました。
猪犬は、どんな猟をするかで、どんな犬を飼うかが決まってきます。
咬み止め・鳴き止め・ハウンド系で追って待ちで撃つ!

獲りやすいのは鳴き止め系?
私が思うには咬み止めの犬は難しいです。
基本的には咬み止め系の犬ばかりを使ってきました。
咬み止め系の犬はパックが大事でいくら良い犬がいても若い犬がいきなり猪に咬み付けばすぐ飛んでいしまいます、最初にベテランの犬が行って、鳴いて他の犬が来てから咬みに入るようになると、面白いように獲れますが、若い犬は切られたり殺されたりします、ベテランになると怪我をしなくなり猪が牙を掛けようとするとうまく牙から逃げるようになります。
色々な状態のときがありますが、咬み止めで獲れるのは100キロぐらいまでと思います。
130k級の猪だと人間の腰まであり犬が咬み付くには高すぎます、脚の方を咬んでも猪は止まりません。
犬と猪の体力を考えるとかなりの差があり咬み止めてるのは数時間?数十分?そんなにはありません。
鳴き止め系になるとたまに咬みに入るぐらいなので犬の体力の消耗も少ないと思います。
それと、犬を馬鹿にして逃げない時が多々あり、中にはそれを止めた!と言ってる人も多いと思います、止めた!じゃなく・・・止まった!です。

狩猟する人は色々な考えの方がいて自慢をしたがります。
私の感じているのは7割は嘘だと思います。
ある人が私に電話をしてきてM市Y町のKさんは犬の単独猟で70頭以上獲ると本人が言ってたよ!
犬で猟をしている人なら分かると思いますが・・・70頭がどんな数字か!
このKさんは当時10人ぐらいのグループでしていました。単独はありません。
いくら良い犬でもなかなか獲れません、大人数でたくさん犬を使ってなら分かりますが・・・
土日に毎回1頭づつ獲っても分かりますが計算してみてください。

ほんとに数を獲ろうと思えば、子猪を犬が何頭咬んで獲ったかが大きく左右されます。
強い良い犬は小さな猪には行きません、群れの大きな猪に行くものです。
獲れる犬を持っていれば自然と大きな猪が獲れ、小さいのは獲れません。
小さな猪しかいない場合は別ですが・・・
待ちの鉄砲はあてにはなりません、待ちは当てる人だけでいいです、その他大勢は外す率が高いです。

つづく

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