山里の彩り~それぞれに迎える春  女性のひろばより 
      
    早春真っ只中の里がある。今だ雪に閉ざされている里もある。同じ時の流れの中で巡り来る春だけど、それぞれの地域にはそれぞれの春の訪れがある。今が盛りの紅梅や菜の花に春を感じる平野部の里。黄砂に汚れた雪原や雪しろ水が春の到来をつたえてくれる山間の里。それぞれの里に暮す人々は、そんな春の訪れの中で冬終いや農耕の段取りを考える。畑打、種まき、芽生え、実り、そして収穫と、そこに暮し始めた頃から絶える事無く繰り返されてきた農耕の営み。巡る季節の中で、そんなささやかな営みが、今もまた始められて行く。  

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