忌部の人々

中湯正人

今回このコーナーでご紹介するのは、忌部町にお住まいの、中湯正人さんです。中湯さんは、忌部さくらの家の生活ホームあじさいの世話人、中湯やよ子さんのだんなさんですが、実はこの中湯正人さん、半端じゃない趣味をお持ちなのです。

その半端じゃない趣味をずばり申しますと、陶芸でございます。中湯さんは今から28年前に陶芸を始められましたが、ここ忌部に移られたのを契機に窯を購入され、以来「ミニ鉢」を作りつづけておられます。

説明しますと、このミニ鉢というのはミニ盆栽用のもので、「小品盆栽」という世界があるのです。

忌部社協等が発行する「達者で暮らさや第38号」でご自身が語られていますが、年に8回展示会にもこのミニ鉢を出展されています。

先日取材のためにご自宅を訪問させていただきましたが、圧倒されたのはその鉢の小ささ!です。

ミニ鉢は大きくても内径15センチ、最小になると、なんと内径1センチ!ですよ、みなさん。

写真にある携帯電話とその大きさを比較してください(山陰最小です)。

そしてミニ鉢はこんなに小さいのにリアルでもあります。

 さらに私を心底驚愕させたのは、そのミニ鉢の数!なんと忌部に移られてからの4年間に、4,000個のミニ鉢を作られたそうです(1年間に1,000個ですよ、みなさん)。広い庭を埋め尽くすほどのミニ鉢の大群に、まったく信じられない思いでした。

こんな中湯さんですが、陶芸に限らず、木工・樹医・大工・炭焼き・縫製・料理・と、ここではとても紹介しきれないほどの特技をお持ちです。

自分ひとりで自宅の壁を壊して階段を作ってしまったり、庭には立派な瓦を敷いた塀をひとりで作ってしまったり、立派な陶芸小屋をひとりで作ってしまったり、通信講座で樹のお医者さんの資格をとってしまったり。この中湯さんのすごさは、私の表現力では十分に皆さんにお伝えすることができません。

だから、NHK松江放送局!ぜひ中湯さんを取材して、その素晴らしさを広く島根の人々に伝えてください。お願いします。

奥様のやよ子さんも、素晴らしいのどをお持ちの方です。

とっても仲のよい夫婦で、絵になりますよ。
 (さくらの家さくら便り記載)