コンペティション
<01-平面>
1991年 第3回 リキテックス・ビエンナーレ「特別賞」受賞(主催/バニーコーポレーション)[有楽町マリオン]-01(2015年09月06日(日)更新)

応募総数/1,266作品(1人2点まで)。大賞に次ぐ特別賞を受賞。
キャンバス(リキキャン麻)に、感光乳剤とリキテックスを使用しています。
獲得賞金(買上賞)/¥300,000

(728mmx1,030mm)「特別賞」受賞

審査員
前田常作氏(武蔵野美術大学教授)
タナカノリユキ氏(アーティスト)
水谷孝次氏(アートディレクター)

制作手順はこんな感じです。
パネルにリキキャン麻を張ります。
張り終わったら床に置き、20cmぐらいの刷毛でぬるま湯を塗ります。
1日そのままで陰干しします。
こうしておくとリキキャンが後の作業でも、しわになりにくいようです。
次にサンドペパーをかけ、リキテックス・ジェッソを薄く塗ります。
そして一日置きます。

翌日、暗室に入り、セーフティーライトに目が慣れてから作業に入ります。
感光乳剤をお湯で暖め、刷毛やエアーブラシ等でキャンバスに塗布します。
テストピースを同じ作業で用意します。
パネルは1~2時間ぐらい横にして感光乳剤を乾かします。
扇風機で風を当てることもあります。

パネルは遮光し、用意していた6x7判のネガフィルムを引き延ばし機に入れ、まず、テストピースで露光タイムのチェックをします。
そしてパネルに露光し、大型バットで現像します。
失敗することがほとんどですので、その時はふりだしに戻って、同じ作業を繰り返します。
時にはうまくいきますので、1日乾燥させてリキテックスで着色し完成です。

●第9回リキテックスビエンナーレ 応募要項
アメリカ生まれの水性アクリル絵具「リキテックス」の発売元である株式会社バニーコーポレーション(本社:東京都江戸川区 代表取締役:石井栄一)では、
新しい感性を求めて第9回目を迎える『リキテックス・ビエンナーレ』を開催し、広く一般の皆様から平面作品を募集することになりました。
「リキテックス大賞」の受賞者には賞金150万円が贈られるコンクールです。
この『リキテックス・ビエンナーレ』は、現代美術における新しい才能を発掘、紹介していくことにより、
平面表現の登竜門的コンテストとなることを目的として、1986年よりスタートした歴史あるコンクールで、以来隔年で実施されていて、今回が9回目の開催となります。
過去8回における応募作品数は、日本各地や海外からの出品も含め平均1,500点近くにものぼり、一般公募・ノンジャンルの平面作品コンクールとして、
毎回多くの質の高い意欲作の応募があります。

応募作品のテーマは自由で、リキテックス(アクリル絵具)を主に使用した未発表の平面作品であれば絵画、イラスト等ジャンルは問いません。
さらに学校や団体を対象とした学校部門(団体)への応募も併設されています。
応募方法は、1人2点までの作品を35mmスライドに撮影し、所定の出展申込書と出品料3,000円(学校部門は不要)を添えて、
現金書留にて下記リキテックス・ビエンナーレ事務局まで送付します。
作品の応募受付期間は平成14年8月30日(金)から9月17日(火)到着分までとなっています。
なお、審査員は、久里洋二氏、ヒロ杉山氏など多彩な顔ぶれで、リキテックス大賞の受賞者には賞金150万円が贈られます。

一般部門

リキテックス大賞:150万円 1名
特別賞:30万円 若干名
奨励賞:10万円及び賞品 10名
入選:賞品 50名程度

審査員
久里洋二氏(画家・アニメーション作家)
智内兄助氏(画家・第1回リキテックス・ビエンナーレ大賞受賞)
ヒロ杉山氏(イラストレーター)
水谷孝次氏(アートディレクター)
安珠氏(写真作家)

第一次審査/スライドによる
受付期間2002年8月30日(金)~2002年9月17日(火)到着分まで
第二次審査/原画による・・・第一次審査入選者に通知 

学校部門(団体賞)併設

優秀学校賞5校:受賞校の参加者全員と代表の先生に画材一式
第一次審査/サービスサイズプリントまたはポラロイド写真による
受付期間2002年8月30日(金)~2002年9月17日(火)到着分まで。

入選作品展は、2002年2月(予定)に東京青山のスパイラルガーデンにて開催。
審査の結果発表は2002年1月に応募者全員に書面にて通知されます。

お問い合わせ先:
株式会社バニーコーポレーション リキテックス・ビエンナーレ事務局
TEL.03-3877-5116

募集要項ご希望の方は、下記事務局宛80円切手同封の上ご請求下さい。
〒134-8576東京都江戸川区臨海町3-6-3
株式会社バニーコーポレーション リキテックス・ビエンナーレ事務局

詳細は、株式会社バニーコーポレーションのホームページ(http://www.bonnycorp.co.jp/liquitex/)をご参照下さい。
第1回から第7回の大賞作品と第8回リキテックス・ビエンナーレ受賞作品もご覧いただくことが出来ます。

●主催者メッセージ
リキテックス アートプライズ 終了のお知らせ
リキテックスでは、第1回リキテックス ビエンナーレ(1986年)から昨年のリキテックス アートプライズ2014まで、約30年間、公募展を開催してまいりました。
現在では応募できる公募展の機会も増え、一定の役割を終えたと判断し、リキテックス主催の公募展は終了とさせていただきます。

今後のリキテックスの活動につきましては、受賞者の方はもちろん、より多くの、かつ個々のアーティストの皆様との取り組みを強化し、
アーティストの皆様を、画材を通じて応援していきたいと考えております。
なお、リキテックス アートプライズ2013および2014の受賞者の国内展示、ロンドン展示/レジデンスに関しましては、予定通り開催いたします。
リキテックス日本総発売元/バニーコルアート株式会社

    

画像は、バニーコルアートのサイトから引用、お許しください。


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