コンペティション
<01-平面>
2016年 トリエンナーレ 第1回 枕崎国際芸術賞展 第一次審査通過(主催/枕崎市・枕崎市教育委員会)[枕崎市文化資料センター南溟館]-09(2016年04月16日(土)更新)


(594mmx841mm)第1次審査通過・(841mmx594mm)第1次審査通過

●審査提出制作意図作家コメント
制作意図について述べさせて頂きます。
唐突な言い方ではありますが、私の作品には「内部」がありません。
作品をつくるときには、まず「言葉」が必要だとよく聞きます。
何をどう表現するかというような・・・。
しかし、私にはその「言葉」が存在しません。
これらの作品の被写体は、それぞれ身体に接することで機能するプロダクトですが、
芸術の脈絡では比較的語られてこなかったものと思われます。
この作品のコンセプトは、プロダクトを現代の芸術表現に昇華し、少しだけアートの目線で見直すことです。
自らの混沌に秩序を与えるために、自分が見たいものをつくる・・・ずっと見続けていたいものをつくる。
複雑なものはずっと見続けていられないですし、シンプルであることは複雑であるよりも難しいと考えていますので、
複雑さを内包しつつもシンプルな表現でいたいと思っています。
何かを意図してつくりすぎたり、何か狙いがありすぎたり、表現しすぎたものは、
私にとって見たいものではないし、見続けていたいものではありません。
タイトルは、Product Catalogue +日付とし、それぞれの作品は、完成した日付で区別されます。
手の痕跡が極力残らない様に、被写体の形状は、円の集合によって形作られています。
版による表現によって制作されており、彫刻刀を使わない木版画の技法も用いています。
私の現代の芸術表現の考え方の一つとして、
私には「言うこと」がなくて、それをすっと、見て頂く方に委ねたいと思っています。
見て頂く方の作品に対する解釈によって可変する運動体と言ったら主張し過ぎでしょう。

●第1回 枕崎国際芸術賞展 開催要項
主催者メッセージ
●開催主旨
本展は国内国外を問わず広く作品を募集することにより、優れた作品の発表と鑑賞の場を提供し、芸術文化の発信地として、
国際文化交流と地域文化の向上を図るものです。次のとおり開催要項を定めますので、相違あふれる作品をお寄せください。

●千住博氏(画家・京都造形芸術大学教授)コメント
「枕崎国際芸術賞展に寄せて」
枕崎市で、日本から世界へ発信し得る内容を念頭に、新しい美術展が始まります。
ケネス・クラークの言うとおり、芸術とはローリーポップでもなければキュンメル酒でもなく、常に私たちの人生と結びついていて、
精神のエネルギーを増大させるようなものでなくてはなりません。私たちは皆さんのそんな力作を待ちます。
公正に、正直に新しい芸術の登場に賞賛を送りたいと思います。勇気と自信を持って、出品してきてください。

主催
枕崎市・枕崎市教育委員会

協力団体
「枕崎国際芸術賞展」支援協会

会期
2016年7月18日(月・祝)~9月4日(日)49日間(会期中無休 )・9時~17時 (入館は16時30分まで )

会場
枕崎市文化資料センター南溟館(鹿児島県枕崎市山手町175番地)

入場料
大人1000円 高校・大学生800円 中学生以下は無料(前売券は200円引き)

審査員
千住博氏(画家・京都造形芸術大学教授)
保科豊巳氏(画家・東京藝術大学教授美術学部長)
曲徳益氏(画家・台北芸術大学教授・關渡美術館館長)

公募作品
平面作品・立体作品
賞は平面・立体両部門共通とし、入選作品の中から下記の受賞者を決定します。

賞・賞金
大 賞 1点 200万円
準大賞 1点 100万円
佳作賞 10点 20万円
協賛賞 15点 10万円

所有権
入賞作品のうち、大賞、準大賞の作品はそれぞれ賞金買い上げの予定。その場合所有権は主催者に帰属します。

発表
審査結果は本人宛の郵送通知のほか、枕崎市ホームページでも公表の予定。電話による問い合わせには応じません。

表彰式
2016年7月18日(月・祝日)

●応募作品規定
応募資格
制限しません。

応募作品
作品はコンクールに未発表のものとし、作成技法の種類はといませんが、現代の芸術表現と解釈される作品であることとします。
(1)平面作品
50号(117×117cm)以内の大きさとし、壁掛け展示が可能であることとします。平面作品に準ずる壁掛けの工芸作品等も可です。
(2)立体作品
一辺が70cm内の立方体以内におさまることとし、ポール状の作品については高さを1m以内とします。
組み立ての必要のあるものは、詳細な指示図を添付して下さい。
作品の材質・技法等は問いません。重量、大きさ、材質、仕様を明記して下さい。
(怪我、火災などに繋がる危険な造形物や、悪臭を発する素材の仕様は避けてください。)

第1次審査出品料
無料

第2次審査出品料
1点につき7,000円(2点以上は、1点につき3,000円を追加する。)
上記の出品料を、第1次審査通過の通知確認後、2016年5月31日までに、下記口座へ日本円で振り込んでください。
振込人名義と応募者名は必ず同一のお名前をご使用下さい。
締め切り期日までに入金を確認できないものは、審査対象外となります。
なお、出品料は理由の如何にかかわらず返金致しませんのでご了承ください。振込手数料は、応募者負担となります。
振込先 鹿児島銀行 枕崎支店 普通10015 枕崎市

●応募方法
応募用紙(枕崎市ホームページ「枕崎国際芸術賞展」バナーからダウンロードできます。)に必要事項を記入し、
2ページの制作意図や3ページの概要説明文は必ず日本語で表記してください。(日本語入力は、パソコンソフトでの変換文でも結構です。)
紙に出力したものに限ります。
応募用紙等審査資料の変換はできませんので、ご了承ください。
応募に関する一切の費用は応募者の負担となります。また枕崎での交流会や授賞式参加に要する費用等も応募者の負担となります。
一人当たりの応募作品数は制限しません。
応募用紙による第1次審査の受付開始は、2016年3月1日からとし、締め切り日は2016年3月25日必着とします。

同封するもの
応募用紙
作品の写真については1作品につき原則3枚としますが、より詳細な説明が必要な場合は、写真10枚までは可とします。
応募用紙の作品概要説明(A4サイズ)用紙に添付して同封してください。

第1次審査結果送付用の返信封筒
第1次審査の結果を通知するための返信用封筒(定型封筒12.0×23.5cm相当)に返信先の住所氏名を記入して同封ください。
日本国内からの応募者は、返信料金相当額の切手を添付してください。

*お申し込みの際にご記入頂いた氏名、住所などの個人情報の運用については、主催者が適正に管理し、
枕崎国際芸術賞展に関する送付や連絡など業務に必要と思われる目的のみに利用いたします。

*応募用紙をご希望の方は、枕崎市ホームページにある「枕崎国際芸術賞展」バナーからダウンロードしてください。
http://www.city.makurazaki.kagoshima.jp/

応募用紙送付先
〒898-0013 鹿児島県枕崎市山手町175
枕崎市文化資料センター南溟館内「枕崎国際芸術賞展」事務局

●審査
第1次審査 2016年4月初旬
応募者より提出された応募用紙等により第1次審査を行います。
結果発表は応募者全員に2016年4月20日までに通知いたします。郵便事情等により、若干の遅れが生じる場合があります。

第2次審査 2016年6月1日~2日(枕崎市において公開審査)
第1次審査通過者は、作品を指定の期日までに指定の場所に搬入してください。(期日厳守)
第2次審査で、入賞・入選作品を決定します。
作品の搬入・搬出にかかる費用は、保険も含め、出品者ご自身の負担になります。
日本国内は着払いで作品を返送しますので、あらかじめご了承ください。
搬入費用は本人による元払いとし、事務局着払いで送りつけた作品は受け付けません。
海外への作品返送については、それぞれの返送料金を算出して本人にメールで連絡しますので、事務局口座へ日本円で入金して下さい。
入金確認後に作品返送となります。
搬出指定期間を厳守してください。期日までに搬出手続きをされない作品については、保管の責任は負いませんので、あらかじめご了承下さい。
個々の審査結果や入落選の理由等のお問い合わせには応じられません。

搬入
「枕崎市文化資料センター南溟館」へ搬入
2016年5月15日(日)~5月25日(水) 9:00~16:30

搬出
「枕崎市文化資料センター南溟館」から搬出
(1)選外搬出 2016年6月8日(水)~6月15日(水) 9:00~16:30
(2)入選搬出 2016年9月10日(土)~9月15日(木) 9:00~16:30

著作権
展覧会の広告、宣伝、図録作成のための作品の撮影、複写の著作権は主催者に帰属します。

その他
保管展示などの際の天災、不可抗力による作品の損害については責任を負いません。

事務局
「枕崎国際芸術賞展」事務局
〒898-0013 鹿児島県枕崎市山手町175 枕崎市文化資料センター南溟館内
TEL/FAX 0993-72-9998
bunka@city.makurazaki.lg.jp
http://www.city.makurazaki.kagoshima.jp/

●第1回枕崎国際芸術賞展記念講演会
日時:平成28年7月18日(月・祝)13:00~14:10(12:30受付)
会場:枕崎市文化資料センター南溟館 枕崎市山手町175番地 TEL0993-72-9998
講師:千住 博氏 画家・京都造形芸術大学教授(第1回枕崎国際芸術賞展審査員)
演題:「芸術とは何か」
入場料:入場料は無料ですが、入場券(抽選)が必要です。


contents