始まりから永遠へ

 

 私と咲ちゃんは私の家の物置をあさっている。私は、ある物を見つけた。

  平良「咲ちゃん。これ、なんだろうね?」
  咲村「何これ?何かの本かな?」
  平良「そうかも・・・・・。でも、この本表紙に題名とか無いよ。」

 薄汚いけど、私はその本に興味津々だった。

  咲村「あ、ホントだね。」
  平良「・・・・・・見てみる?」
  咲村「う〜ん・・・・私はどっちでもいいよ。」
  平良「じゃあ、見てみよう!」

 私達は、本を覗き込むように見る。そして、始めのページを開いた瞬間、まばゆい光が辺りを照らす。

  平良「・・・・・あれ?」

 光が止み、目を開けれるようになって辺りを見渡すと、そこは一面のお花畑だった。さっきまで、物置にいたはず。

  平良「あ、そうだ!咲ちゃん!?」

 何故今ここにいるのかを考えるより、先に咲きちゃんを探そうと思った。でも、すぐ隣で横になっていた。

  平良「咲ちゃん。起きてよ。」
  咲村「ん・・・・・・んぅ・・・。」

 意味不明な言葉をつぶやきながらも咲ちゃんがやっと起きた。

  咲村「あ、あれ?ここは?」
  平良「う〜ん・・・・何処なんだろうね?」
  咲村「さぁ?見た事あるような気もしないし・・・・・・。う〜ん・・・・・」

 私達が、今いる場所を考えているといきなり強い風が吹いた。私達は、あまりの風の強さに目を閉じて耐えるしかなかった。風が止んだ。

  咲村「凄い風だったね。」
  平良「そうだね〜。」

 なんとなく、私は後ろを振り返る。

  平良「わっ!!」

 振り返った所には、誰かが立っていた。

  平良「あの・・・・・。」
  人「・・・・・・。」

 話し掛けても返事をしてくれない。不思議に思って、近づいてみる。

  平良「あれ?・・・・・これ、人形だ。」

 よく見ると人形だった。

  咲村「何でこんな所に人形があるんだろうね?」
  平良「よくわかんない。でも、どこかでこの人形見た事あるような気がする・・・・・。」

 その時、人形に異変が起きた。

  平良「口から何か出てきたよ?」
  咲村「赤いね・・・・なんだろ?」
  平良「これって・・・・・血じゃない?」

 それは、紛れも無く血だった。血が流れていくたびに、その人形の顔色が青白くなっていく。

 

  平良「はっ!!」

 気付くと、物置の前にいた。本は閉じてある。

  平良「さっきのは・・・・・夢?」

 ぼ〜っとしていると、咲ちゃんも起きたようだ。

  咲村「・・・・・・・。」
  平良「咲ちゃん?どうしたの?」
  咲村「さっき、夢だろうと思ったんだけど・・・・・」
  平良「うん。」
  咲村「夢の中で、血を流した人形、お母さんに似てた・・・・・。」

 話をしていると、

  母「大変!」
  平良「あ、お母さん。どうしたの?」
  母「さっき、咲ちゃんのお母さんが・・・・・」

 私達は顔を見合わせた。そして、顔から血の気が引いていくのがわかる。さっき、夢だと思うけど咲ちゃんのお母さんに似ていた人形が血を流した。もしかして、と思い本を開こうとするも開けない。

  平良「やっぱり・・・・・」

 私の予感が確信に変わった。テレビで見た事がある。身近な人に大変な不幸がかかる時、その本は開ける。身近な人に、そう言う事が起きないときは開けない。さっき、あの本が開いたのは咲ちゃんと一緒だったからだ。咲ちゃんのお母さんが事故にあうという不幸がかかるから本は開けたんだと思った。
 幸い、咲ちゃんのお母さんは全治2ヶ月のケガですんだ。その後、私達は相談して、本を焼き払う事にした。前に、その手順をテレビでやっていて丁度私は録画していた為、焼き払うのは簡単だった。  

  咲村「終わったね・・・・。」
  平良「うん・・・・。あんな本、無いほうがいいよね。」
  咲村「うん・・・。」
  平良「帰ろうか。」
  咲村「うん。また明日!」

 私達はそれぞれの家に帰った。

 

 

〜同時刻〜

  女「これ、なんだと思う?」
  男「さぁ?」

 

 

 

 

 

〜あとがき〜

 流石に、授業中1時間使って書いただけあって話が短いです。最後、よくわからない人もいるかもしれないので言いますけど、あの「身近な人に不幸がかかる時開ける本」は実は、焼き払ってもこの世に戻ります。そして、また違う人が使い焼き払う。そして、それの繰り返し。それが、タイトルの「始まりから永遠へ」って事になってます。平良と咲村が最初に見つけ、それを焼き払ったのが始まりでまた違う人のところへ行く。そして、それを見て気味悪がりまた焼き払ったら、また違う人の下へ。というワケで、無限に続く、って事になってます。
 でも、よく見ると私の文章力は全然向上してません(汗。最後まで見てくださりありがとうございました。

 

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