安部榮四郎![]() |
明治35年(1902年)生まれ。大正3年(1914年)尋常小学校を卒業後、父直市のもと紙漉き職人の道に入る。昭和6年(1931年)柳宗悦氏との出会いにより、出雲民藝紙を生み出す。以後出雲民藝紙のみならず、日本の和紙の発展のために尽力する。昭和43年(1968年)重要無形文化財「雁皮紙」に認定。昭和58年(1983年)(財)安部榮四郎記念館を設立し、初代理事長に就任。昭和59年死去。なおくわしくは、ここへ |
安部治夫 | 大正8年(1919年)生まれ。昭和12年(1937年)島根県立松江農林学校を卒業後、父榮四郎のもと紙漉き職人の道に入る。昭和14年(1939年)徴兵により入営。昭和21年復員し、再び紙漉き職人となる。以後父榮四郎をささえ、出雲民藝紙の発展に尽力する。昭和59年(1984年)死去。 |
安部信一郎(Shinichirou Abe)![]() |
昭和26年(1951年)生まれ。昭和49年(1974年)大学を卒業後、祖父榮四郎、父治夫のもと紙漉き職人の道に入り現在に至る。榮四郎の死後、榮四郎の「雁皮紙」製造技術を継承する。昭和60年(1985年)(財)安部榮四郎記念館理事長に就任(現在に至る。)。平成5年(1993年)「ふるさと伝統工芸品、特産品技能者部門和紙製造技術者」として、島根県優秀技能者に認定。平成8年(1996年)手仕事の異業種交流グループ「MATSUE流の会」の会長に就任。平成12年(2000年)島根県指定無形文化財「雁皮紙」として認定。平成14年(2002年)伝統文化ポーラ賞地域賞受賞。平成19年(2007年)文部科学大臣より「平成19年度地域文化功労者」として表彰をうける。 |
安部紀正(Norimasa Abe) |
昭和33年(1958年)生まれ。昭和59年(1984年)父治夫の死去にともない、祖父榮四郎、兄信一郎のもと紙漉き職人の道に入り、現在に至る。平成8年ふるさと伝統工芸品・特産品技能者部門の和紙製造技能者として島根県優秀専門技能者に認定。同年島根県ふるさと伝統工芸品振興委員会より表彰をうける。平成20年松江市手作り産業優良技能者表彰で「奨励賞」を受ける。(公財)安部榮四郎記念館理事、館長。 |
山野孝弘 |
・昭和58年生まれ。島根県松江市出身。 |