長きにわたり隠岐の島は小動物診療において無獣医地区でした。このため日常の健康管理や病気治療の際は本土からの獣医師の往診を待つかフェリーで本土に渡り診療施設に受診をしなければならなず迅速で的確な診療を受ける事が出来ない状態でした。この状況を解消するため県内の獣医師の有志により隠岐の島動物病院は設立されました。島内に常設の診療設備を整え定期的、継続的な診療が可能となりました。島内の皆様に安心して伴侶動物の飼育できる環境を提供するとともに動物愛護精神の普及と公衆衛生の向上に寄与する一助になればと考えています。
松江動物病院では隠岐の島動物病院の設立趣意に賛同し同院への出向を行っております。このため月に1度程度、土曜日の診療を休診とさせて頂く事になります。休診の予定はホームページ上で公開しております。ご迷惑をおかけする事もあるかと思いますが何卒ご了承頂きますようお願いいたします。


1代目 トゥーランドット
当院開院当初より私たちの心の支えとなってきましたが、2012年10月20日に23年の天寿を全うしました。プライドが高く気位を持った猫でしたが人に対しての思いやりを持ち全てを見据えているかのような威厳をもった猫でした。時々この猫は本当は猫じゃなくて人間なのではないかと思わせるような気持ちにさせられる、そんな猫でした。

2代目 メリザンド
あらゆる点で先代とは逆の猫です。顔の柄の並びも逆、チョボも反対側に先代とは逆の茶色でついています。性格的にも気位の高かった先代と対照的に人間にべったりな猫です。夜は当然のような顔をしてグルグル言いながら院長の布団の中に入ってきます。おっとりだった先代と違い活動的で色々な事に興味があり階段から物を落として観察してみたりドアストッパーをはずしてドアが閉まるのを観察したり、人間ならリケジョになっていた事でしょう。おもちゃのネズミを投げると口にくわえて持ってきてもう一回投げろと要求します。犬を飼っているのかと錯覚してしまうレトリバー猫です。
3代目 アリアドネ
先代、先々代とはまた違った個性を持っています。色の配置は先々代に近いですが性格的には文系女子の先々代、理系女子の先代に対して「体育会系女子」の様相を呈しています。人間の背の高さを遥かに超える棚の上に飛び乗ったり天井近くの突っ張り棒に飛び上がってその上でバランスを保ったり、その身軽さと運動能力は先代、先々代を遥かに凌駕する才能を持ちながら何度風呂にハマってもまた同じ過ちを繰り返すなど脳みそはややスカスカ感が否めないところもありそれが愛嬌となっています。顔立ちの整った美猫さんです。2代目のメリザンドさんとの力関係はこの子が上でいつもメリザンドさんを追っかけ回しています。
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