関係法規・・試験問題・・看護師

学籍番号        氏名

問1.後期高齢者医療制度が定められているのはどれか。

4

問2.平成27年(2015年)の国民医療費はどれか。

4

3. 我が国の平成27年(2015年)の1人当たり医療費が最も高い年齢階級はどれか。

4

問4. 日本において国民皆保険制度が適用されているのはどれか。

1

5.介護保険制度で居宅サービスの支給限度基準額が最も高いのはどれか。

5

6..要介護者に対し看護、医学的管理の下において必要な医療や日常生活上の世話を行う施設はどれか。

3

 

7.精神科病院の閉鎖病棟に入院中の患者宛てに厚みのある封筒が届いた。差出人は記載されていなかった。
当日の看護師の対応で適切なのはどれか。

1. 患者に渡さず破棄する。

2. 患者による開封に立ち会う。

3. 開封せず患者の家族に転送する。

4. 看護師が開封して内容を確認してから患者に渡す。

·        2

8.精神保健医療福祉に関する法律について正しいのはどれか。2つ選べ

1.自殺対策基本法に基づき自殺総合対策大綱が策定されている。

2.障害者基本法の対象は身体障害と精神障害の2障害と規定されている。

3.発達障害者支援法における発達障害の定義には統合失調症(schizophrenia)が含まれる。

4.精神通院医療の公費負担は精神保健福祉法による自立支援医療で規定されている。

5.犯罪被害者等基本法は犯罪被害者等の権利利益の保護を図ることを目標としている。

 

15

9.医療法で「地域の医療従事者の資質の向上を図るための研修を行わせる能力を有すること」と定められているのはどれか。

1. 助産所

2. 診療所

3. 特定機能病院

4. .地域医療支援病院

·        4

10.医療職や介護職の業務で法律に規定されているのはどれか。

1. 介護福祉士は訪問看護ができる。

2. 薬剤師は薬を処方することができる。

3. 臨床検査技師は肘静脈から採血ができる。

4. 看護師は病院の管理者となることができる。

5. 診療放射線技師はエックス線写真に基づく診断ができる。

·        3

11.訪問看護ステーションの管理者となることができるのはどれか。

1.   医師

2.   看護師

3.   薬剤師

4.   管理栄養士

5.   社会福祉士

  

2

 

12.市町村保健センターの業務はどれか。
1.廃棄物の処理
2.人口動態統計調査
3.看護師免許申請の受理
4.地域住民の健康づくり

4

12.介護保険法に基づき訪問看護を行うことができる職種はどれとどれか。

1.   医師

2.   薬剤師

3.   言語聴覚士

4.   介護福祉士

5.   臨床心理士

6.   管理栄養士

7.   理学療法士

 

 37                                                                   

11. 健康増進法に定められていないのはどれか。

1

12. 介護保険制度における施設サービス費の原則的な利用者負担の割合はどれか。

1

問13.職業病や労働災害の防止、より健康的な労働環境の確保および労働者の健康の向上を目的としている法律はどれか。

1. 労働組合法

2. 労働基準法

3. 労働安全衛生法

4. 労働契約法

·        4

問14. 医療従事者による十分な説明に基づく患者の同意を示すのはどれか。

4

15. 患者の自己決定を擁護する看護師の行動で誤っているのはどれか。

1

問16. 臨床研究を行うときに、研究対象者の立場を擁護するために審査を行う組織はどれか。

2

17. 地域保健法に基づく保健所の事業で誤っているのはどれか。

4

18.介護老人保健施設の設置目的が定めているのはどれか。

1

19.労働者災害補償保険法に規定されているのはどれか。

4

20. 児童相談所について正しいのはどれか。2つ選べ。

24

問題53.次の記述のうち、適切でないものを一つ選びなさい

1.成人の場合、体重の約60%〜70%は水である。

2.血液の成分は、血球と血漿からなっている。

3.リンパ球は白血球の一種である。

4.一酸化炭素中毒は、白血球と一酸化炭素の結合で起こる

5.血小板は血液の凝固に必要である。

問題54.成長ホルモンを分泌する気管として、次のうち正しいものを選びなさい

1.下垂体

2.甲状腺

3.膵臓

4.副腎

5.卵巣

問題55.がんに関する次の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい

1.肝臓がんはA型肝炎ウィルスの関与が推測されている。

2.膵頭部がんは黄疸を起こしやすい。

3.子宮がんの自覚症状として、不正出血が多い

4.乳ガンは男性にも見られる

5.前立腺がんは排尿障害を起こしやすい

問題56.高齢者に起こりやすい症状に関する、次の記述のうち誤っているものを一つ選びなさい

1.難聴は高温から聞き取りにくくなる

2.低栄養で貧血をきたす

3.骨粗しょう症では骨折しやするなる

4.白内障では水晶体が濁る

5.緑内障は眼圧が下がる

問題57.次の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい

1.冠状動脈の血液が途絶え、心筋が壊死に陥った状態を心筋梗塞という

2.肺動脈は、肺から心臓へ血液を送る

3.大動脈は、左心室から全身に血液を送り出す

4.右肺は3葉、左肺は2葉からなっている

5.横隔膜はね呼吸機能に重要な役割を果たす

問題58.人体の構造と機能に関する次の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい

1.最高血圧は心臓が収縮したときの血圧である

2.血液の鮮紅色は赤血球の中のフィブリノーゲンによる

3.インスリンは膵臓のランゲルハンス島より分泌される

4.交叉神経は、皮膚の末梢血管を収縮させる

5.骨髄は、造血器官としての役割を果たす

問題59.疾患と症状に関する次の組み合わせのうち、適切でないものを一つ選びなさい

1.痛風・・・・・・・・・・・・急性の関節の炎症

2.脳性麻痺・・・・・・・・・・不随意運動

3.進行性ジストロフィー症・・・尿閉

4.低血糖発作・・・・・・・・・冷汗

5.甲状腺機能亢進症・・・・・・眼球突出

問題60. 次の組み合わせのうち、誤っているものを一つ選びなさい

1.日和見感染・・・・・カリニ肺炎

2.糖尿病・・・・・・・インスリン

3.結核・・・・・・・・ツベルクリン反応

4.狭心症・・・・・・・ニトログリセリン

5.てんかん発作・・・・心臓マッサージ

 

13回試験問題

問題53.人体の解剖と生理に関する次の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい

1.胆汁は肝臓で生成され、胆嚢に送られる 

2.気管は左右に分岐して、気管支になるが、右の気管支の方が太い

3.口から摂取された食物の栄養分の吸収と便の形成は小腸で行われる

4.男性では膀胱のすぐ下に前立腺があって、尿道を囲んでいる

5.耳は聴覚と平衡覚の両方の役割を持つ

問題54.異常値と判定されるものを一つ選びなさい

1.血清総コレステロール・・・・・180mg/dl

2.空腹時血糖・・・・・・・220mg/dl

3.白血球数・・・・・5500/μ

4.赤血球数・・・・・・・・480万/μ

5.血圧症・・・・・・・・・125/60mmHg

問題55.高齢者に起こりやすい疾病と症状に関する次の組み合わせのうち、誤っているものを一つ選びなさい

1.脊髄小脳変性症・・・・・・・・・・失語

2.末梢動脈閉鎖症(閉鎖性動脈硬化症)・・・間欠性歩行

3.パーキンソン病・・・・・・・・・・・・振戦

4.急性心筋梗塞・・・・・・・・・・・・・顔面蒼白

5.変形性腰椎症・・・・・・・・・・・・・座骨神経痛

問題56.社会福祉施設、病院内で感染しやすい病原として、適切でないものを一つ選びなさい

1.メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)

2.疥癬虫

3.インフルエンザウィルス

4.結核菌

5.破傷風菌

問題57.高齢者が脱水を起こしやすい原因に関する記述のうち、適切なものに○、適切でないものに×をつけた場合、その組み合わせとして、正しいものを一つ選びなさい

A.体内水分保有量が少ない

B.渇中枢の感受性が低下している

C.比較的濃い尿が多量に出る

D.飲水量を自ら控える

   A  B  C  D

1. ○  ○  ○   ×

2  ○  ○  ×  ○

3  ×  ○  ○  ×

4  ×  ×  ○  ○

5. ×   ×  ○  ×

問題58.次の疾病と。その治療によく用いられる薬との組み合わせのうち、誤っているものを一つ選びなさい

1.結核・・・・・・・リファンピシン

2.高血圧・・・・・・カルシウム拮抗剤

3.うっ血性心不全・・利尿剤

4.脳出血・・・・・・アスピリン

5.慢性関節リウマチ・・消炎鎮痛剤

問題59.癌に関する次の記述のうち、正しいものに○、誤っているものに×をつけた場合、その組み合わせとして、正しいものを一つ選びなさい

A.肺癌は女性に多い

B.大腸癌の好発部位は直腸である

C.乳ガンは授乳者にリスクが高い

D.肝細胞癌は肝硬変と合併することが多い

   A  B  C  D

1. ○  ○  ×   ×

2  ○  ×  ○  ×

3  ×  ○  ○  ×

4  ×   ○  ×  ○

5. ×   ×  ○  ○

問題60.高齢者にみられる感染症にかんする記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい

1.呼吸器系と尿路系の感染症が多い

2.近年の結核の新登録では結核患者の半数以上が60歳以上である

3.マイコプラズマ肺炎では咳が少ない

4.誤飲性肺炎の発症は、咳反射や嚥下反射の低下と関係する

5.インフルエンザワクチン接種は予防効果がある

 

模擬問題 71

骨粗しょう症に関する次の記述のうち,正しいものに○,誤っているもの

×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

 A 高齢の女性に固有の疾患である。

 B 骨強度の低下を伴い,骨折しやすい状態に至る。

 C ホルモン異常に伴う続発性のものがある。

 D 治療は薬物療法で十分である。

 (組み合わせ)

 A  B  C  D

l ○ ○ ○ ×

2 ○ ○ × 〇

3 ○ X × ○

4 × ○ 〇 ×

5 X × 〇 ○

問題 72 

次の組み合わせのうち,正しいものの組み合わせを一つ選びなさい。

A パニック障害 −− 誇大妄想

B 強迫性障害 −− 予期不安

C 摂食障害州 −− 過食

D 外傷後ストレス障害(PTSD) −− フラッシュバック

(組み合わせ)

1 A B

2 A C

3 B C

4 B D

5 C D

問題 73 

高齢者の臨床検査結果に関する次の記述のうち,正しいものの組み合わせ

を一つ選びなさい。

 A 血渠蛋白質(アルブミン)は,高値になる場合が多い。

 B 肺活量は,増加する場合が多い。

 C 血色素(ヘモグロビン)は,低下する場合が多い。

 D 腎機能(クレアチニンクリアランス)は,低下する場合が多い。

(組み合わせ)

1 A B

2 A C

3 B C

4 B D

5 C D

問題 74 

高齢者の廃用症候群の症状について,誤っているものを一つ選びなさい。

1 起立性低血圧

2 聴覚障害

3 尿失禁

4 筋肉の萎縮

5 関節の拘縮

問題 75 

糖尿病及びその合併症に関する次の記述のうち,正しいものに,誤って

いるものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選び

なさい。

 A 症状の有無にかかわらず,血糖のコントロールは必要である。

 B 糖尿病性腎症は,血液透析導入の主要な原因である。

 C 糟尿病性網膜症は,成人期に発症する視覚障害の主要な原因の一つである。

 D 糖尿病では,触覚・痛覚の障害を認めることは少ない。

 (組み合わせ)

  A B C  D

l 〇 ○ ○ ×

2 ○ ○ X ○

3 ○ × ×

4 X 〇 ○ ×

5 × × ○ ○

問題 76 

高齢者に生じる大腿骨頚部骨折に関する次の記述のうち,正しいものの組

み合わせを一つ選びなさい。

 A 高齢者に生じる3大骨折(大腿骨近位,脊柱,橈骨遠位)の中で,大腿骨

近位の骨折が最も多い。

 B 合併症防止の観点から,手術治療による骨折部の整復固定が優先されることが多い。

 C 受傷の原因(機序)は,転倒が多い。

 D 骨折型の分類にかかわらず,骨癒合に失敗することは少ない。

 

(組み合わせ)

1 A B

2 A C

3 B C

4 B D

5 C D

問題 77 

結核に関する次の記述のうち,正しいものの組み合わせを一つ選びなさい。

 A かつては国民病といわれたが,1960年以降、催患率は一貫して減少している。

 B 免疫機能の低下が発症に関連する。

 C 高齢者の場合は初感染ではなく,既感染結核の再燃が多い。

 D.BCGは,結核免疫の有無を見る検査である。

(組み合わせ)

1 A B

2 A C

3 B C

4 B D

5 C D

問題 78 

次の記述のうち∴正しいものに○,誤っているものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

 A 失語症とは,発語に関係する末梢の神経や筋肉の障吉により,発語がうまくできないことである。

 B 運動失調とは,筋力低下によって随意運動がうまくできないことである。

 C 片麻痺とは,身体一側の,ヒ下肢に見られる運動・感覚麻痺のことである。

 D 対麻痺とは,両側下肢の運動・感覚麻痺のことである。

 (組み合わせ)

  A  B  C  D

l 〇 ○ 〇 ×

2 ○ 〇 ×  〇

3 〇 ×  ×  ○

4 X 〇 ○ ×

5 ×  ×  ○ 〇

問題 79 

躁病に関する次の記述のうち,最も適切なものを一つ選びなさい。

1 注意が移りやすい。

2 気分の日内変動が見られる。

3 急激な動悸や病状悪化への恐怖が生じる。

4 過眠となる。

5 引きこもりとなる。

問題 80 

脳卒中に伴う障害に関する次の記述のうち,正しいものの組み合わせを一つ選びなさい。

 A 失語症は,左片麻痺に伴うことが多い。

 B 半側空間無視は,右片麻痺に伴うことが多い。

 C 視覚とその認識の障害は,後頭葉の障害に起因することが多い。

 D 人格変化や情動障害は,前頭菓や側頭葉の障害に起因することが多い。

(組み合わせ)

1 A B

2 A C

3 B C

4 B D

5 C D

第15回介護福祉士国家試験 医学一般

15@57

問題57 臓器が体の中に占める位置に関する次の記述のうち、 正しいものに○、誤っているものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

A. 胸部と腹部は、横隔膜によって分けられる。

B. 腎臓は、背側にある。

C. 声帯は、喉頭にある。

D. 食道は、気管の前方にある。

  A B C D

1 ○ ○ ○ ×

2 ○ ○ × ○

3 ○ × × ○

4 × ○ ○ ×

5 × × ○ ○

食道は、気管の後方にある。

1問題58 人体の構造に関する次の記述のうち,正しいものの組み合わせを一つ選びなさい。

A. 肘(ちゅう)関節と手関節の間を、前腕という。

B. 股(こ)関節と膝(しつ)関節の間を,下腿(かたい)という。

C. 下腿(かたい)には、脛(けい)骨と腓(ひ)骨がある。

D. 脊椎(せきつい)の下端は、坐(ざ)骨である。

1. A B

2. A C

3. B C

4. B D

15@59

問題59 次の文章の空欄A,B,Cに該当する語句の組み合わせとして,正しいものを一つ選びなさい。

口腔では歯による咀嚼(そしゃく)で食物を砕き,第1相では,舌によって食物を口腔の奥にもっていく。 第2相では[ A ]に食物が触れて議下反射が起こり、咽頭から食道へ飲み込まれる。第3相は,食道 から胃に至るまでの過程をさす。第2相の嚥下反射のとき,鼻腔と咽頭の間が[ B ]によって区切られ、 咽頭と喉頭の間は[ C ]によって塞がれる。

    A     B     C

1. 喉頭粘膜   軟口蓋   喉頭蓋

2. 喉頭粘膜   喉頭蓋   咽頭蓋

3. 咽頭粘膜   軟口蓋   咽頭蓋

4. 咽頭粘膜   喉頭蓋   軟口蓋

5. 咽頭粘膜   軟口蓋   喉頭蓋

15@60

問題60 症状や所見と、それを観察する上で重要な身体の部位の組み合わせのうち、誤っているものを一つ選びなさい。

1. 貧血 ー眼瞼結膜

2. 黄疸 ー眼球結膜

3. 脱水 ー皮膚

4. 浮腫 ー歯根

5. 褥瘡 ー仙骨部

15@61

問題61

疾患と症状に関する次の組み合わせのうち、正しいものに○、誤っているものに×をつけた場合、 その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

A. 糖尿病 ー口渇

B. 痛風 ー拇指基関節炎

C. 甲状腺機能充進症 ー眼球陥凹

D. 甲状腺機能低下症 ー粘液水腫

  A B C D

1 ○ ○ × ○

2 ○ ○ × ×

3 ○ × ○ ×

4 ○ × × ○

5 × ○ ○ ○

15@62

問題62 病態や疾患と、それに伴う血液中の値の変化の組み合わせのうち、値が低下するものを一つ選びなさい。

1. 貧血 ーヘモグロビン

2. 糖尿病 ーグルコース

3. 痛風 ー尿酸

4. 黄疸 ービリルビン

5. 肝炎 GOT(ALT)

15@63

問題63

脳血管障害(脳卒中)に関する次の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

 

1. 右大脳半球の障害では、左半身の麻痺をきたすことが多い。

2. 失語症は、左人脳半球の障害でおこることが多い。

3. 脳塞栓は、心疾患に伴うことが多い

4. 脳出血は、高血圧のある患者におこることが多い。

5. 感覚(知覚)障害は、運動麻痺がみられる側の反対側におこることが多い。

15@64

問題64

心疾患に関する次の配述のうち、正しいものの組み合わせを一つ選びなさい。

A. 糖尿病は、心筋梗塞の危険因子のひとつである。

B. 人口ペースメーカーは、完全房室ブロックの適応にならない。

C. 高齢者では、心筋梗塞がおきても胸痛を訴えない場合がある。

D. 安静時に出現する狭心症を、心筋梗塞という。

1.A B

2.A C

3.A D

4.B C

5.B D

15@65

問題65

疾患と症状に関する次の組み合わせのうち、誤っているものを一つ選びなさい。

1. パーキンソン病 ー動作緩慢

2. 脊髄小脳変性症 ー失調性歩行

3. 後縦靱帯骨化症 ー構音障害

4. ハンチントン舞踏病 ー痴呆

5. 筋萎縮性側索硬化症 ー嚥下障害

解答3

15@66

問題66

我が国の臓器がんの特徴に関する次の記述のうち、誤っているものを一つ選びなさい。

1. 胃がんの罹患率は、昭和50年代に比べると現在は低下した。

2. 大腸がんで多いのは、直腸がんである

3. この20年間前立腺がんの罹患率は、徐々に増加している。

4. 膵がんは、他のがんよりも予後がよい。

5. 男性のがんによる死亡率の第1位は、肺がん(気管・気管支がんを含む。)である

解答4

15@67

問題67

在宅医療として認められるものに○、認められないものに×をつけた場合、その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

A. 在宅酸素療法

B. 中心静脈栄養

C. 経管栄養

D. 腹膜透析(CAPD)

  A B C D

1 ○ ○ ○ ○

2 ○ ○ ○ ×

3 ○ ○ × ○

4 ○ × ○ ○

5 × ○ ○ ○

解答1

15@68

第15回  問題68

保健施策に関する次の記述のうち、正しいものの組み合わせを一つ選びなさい。

A. 市町村は、乳児健康診査、16か月児健康診査などの母子保健事業を行う。

B. 21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)」は、疾病の早期発見、早期治療を目的としている。

C. 地域保険推進のため、保健所を増設していく計画が進められている。

D. 老人保健事業には、機能訓練や訪問指導が含まれる。

1.A B

2.A C

3.A D

4.B C

5.B D

解答3

14回介護福祉士国家試験 医学一般

14@57

問題57

わが国の人口統計に関する次の記述のうち,誤っているものを一つ選びなさい。

1生産年齢人口とは,1564歳の人口である。

2第一次ベビーブーム期は,昭和2628年をいう。

3近年の人ロピラミッドは,すそが狭まってきている。

4合計特殊出生率は,1549歳の女子の年齢別出生率の合計をいう。

5乳児死亡率は,生後1年末満の死亡の出生千対の率をいう。

 

医学一般は、とにかく過去問・模擬問を数多く解くことをお勧めします。詳細を知っている必要はありません。各項目・病気などについて、キーワードとなる語句(症状や器官など)を覚えておけば、かなりの高得点が期待できる科目です。

解答2

1○

0〜14歳=年少人口、1564歳=生産人口、65歳〜=老年人口・・・覚えましょう!

2×

第一次ベビーブームは昭和22年〜24年。第2次大戦後落ち着いた頃に、子供がたくさん生まれたもの。現在の5355歳。あなたの周囲でも多いでしょう!

第二次ベビーブームは、その女性が適齢期になった昭和46年〜49年。

3○

中央を年齢の軸、左右に男女の出生人口を水平棒グラフであらわした「人口ピラミッド」。わが国は「釣鐘型」です。

4○

合計特殊出生率 19991.34 20001.35 20011.33 ・・・覚えましょう!

5○

乳児死亡率は、平成12年で3.2 乳児死亡率の低さは世界のトップクラス。

しかし、妊産婦死亡率は出産10万対7.1(平成10年)で、かなり高い。(スイス3.6 カナダ4.5

14@58

問題58

次の疾病のうち,医療費の公費負担制度の対象となる特定疾患として誤っているものを一つ選びなさい。

1多発性脳梗塞

2脊髄小脳変性症

3パーキンソン病

4潰瘍性大腸炎

5悪性関節リウマチ

解答1

多発性脳梗塞は脳血管が閉塞しておこる、脳の壊死と機能障害。「脳梗塞」が多発したもの。

2〜5は「難病」として、いろんなところで目にしていると思います。

落ち着いて問題を読めば、正解できる問題。

14@59

問題59

人体の解剖や生理に関する次の記述のうち,誤っているものを一つ選びなさい。

1嚥下の際,喉頭蓋は食物が気管に入るのを防ぐ。

2尿道括約筋は大脳の制御を受ける。

3膵液には,たんぱく質や脂肪などを分解する酵素が含まれている。

4精子は前立腺でつくられる。

5副交感神経が興奮すると,胃腸の蠕動運動が促進される。

解答4

精子を作るのは睾丸です。これも、落ち着いて問題を読めば、正解できる問題。

1と3は、問題文をそのまま覚えましょう。

2 おしっこを我慢するときに力を入れる筋肉は、自分の意思で制御している=大脳の制御を受ける・・・と考えたのでOK

4 前立腺は、男性にのみある器官で尿道を取り囲むように位置しており、精子の運動を促進する分泌液を出す。

5 副交感神経は穏やかな状態の時に働く神経。

  交感神経は、びっくりした時危機的状態の時に働く神経。動向が開き心臓の鼓動が早くなる。血圧が上昇し心拍数が増し、気管支が拡張する。

14@60

問題60

内分泌器官とその器官が分泌するホルモンの組み合わせのうち,誤っているものを一つ選びなさい。

1下垂体前葉一一成長ホルモン

2下垂体後葉一一オキシトシン

3卵巣一一一一一エストロゲン

4副腎皮質一一一アルドステロン

5甲状腺一一一一副腎皮質刺激ホルモン(ACTH)

解答5

副腎皮質刺激ホルモンは下垂体前葉から分泌される。

内分泌官とホルモン

下垂体前葉・・・・・・・・・成長ホルモン(他の内分泌器官への刺激ホルモン)

下垂体中葉・・・・・・・・・メラニン細胞刺激ホルモン

下垂体後葉・・・・・・・・・抗利尿ホルモン、オキシトシン(子宮筋の収縮)

甲状腺・・・・・・・・・・・甲状腺ホルモン=サイロキシン(全身組織の代謝維持)

副甲状腺(上皮小体)・・・・・上皮小体ホルモン=パラソルモン(血中カルシウム濃度維持)

すい臓のランゲルハンス島・・インスリン(血糖値を下げる)、グルカゴン(血糖値を上げる)

副腎皮質・・・・・・・・・・皮質ホルモン=コルチコステロイド(電解代謝、糖代謝、抗ストレス)

副腎髄質・・・・・・・・・・アドレナリン、ノルアドレナリン(交感神経と同じ作用)

性腺(精巣)・・・・・・・・精巣ホルモン=テストステロン

  (卵巣)・・・・・・・・卵胞ホルモン=エストロゲン、黄体ホルモン=プロゲステロン

暗記の苦手なにゅんはホルモンに関しては捨ててかかっています。でも、下垂体前葉=成長ホルモン・すい臓のランゲルハンス島=インスリンとグルカゴンぐらいは覚えておこうかな。

14@61

問題61

我が国で最近死亡率が増えているがんとして,正しいものに○,誤っているものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

A肺がん

B乳がん

C胃がん

D大腸がん

(組み合わせ)

ABCD

1○○○×

2○○×○

3○××○

4×○○×

5××○○

解答2

食生活の変化にともない、近年ときに死亡率の増加傾向にあるがんは乳がんと大腸がん。

肺がんの死亡率は、平成11年男性1位、女性3位

14@62

問題62

次の疾病とその病因あるいは症状の組み合わせのうち,適切でないものを一つ選びなさい。

1慢性硬膜下血腫一一一頭部打撲

2慢性甲状腺炎一一一一自己免疫疾患

3慢性関節リウマチ一一高尿酸血

4胃・十二指腸潰瘍一一ヘリコバクター・ピロリ菌

5前立腺肥大症一一一一頻尿

解答3

高尿酸血といえば「痛風」

慢性関節リウマチといえば、関節の腫れや手指の強張り。自己免疫疾患といわれるが原因不明。

14@63

問題63

成人型糖尿病に関する次の記述のうち,適切なものの組み合わせを一つ選びなさい。

A生活習慣病の一つで,肥満や運動不足などが発病の誘因となる。

B症状として,口渇,多飲,多尿,倦怠感などがあげられる。

C三大合併症は,腎結石,神経障害,網膜症である。

D膵臓から分泌されるグルカゴンが不足している。

(組み合わせ)

1AB

2AC

3AD

4BD

5CD

解答1

C×

糖尿病の三大合併症は、網膜症、腎症、神経障害。いずれも毛細血管がだめになることで発症する。腎結石は該当しない。

D×

インスリンが不足する。グルカゴンではない。

14@64

問題64

心筋梗塞に関する次の記述のうち,誤っているものを一つ選びなさい。

1冠動脈の動脈硬化が原因となる。

2喫煙は危険因子の一つである。

3胸痛,顔面蒼白,冷や汗・脂汗などの症状がみられる。

4重篤な不整脈やショックをきたすことがある。

5我が国では死亡原因の1位を占める。

解答5

わが国の死亡原因は、1位悪性新生物(がん) 2位心疾患 3位脳血管疾患(脳卒中)

心筋梗塞に関する記述は、1〜4。覚えましょう。

14@65

問題65

パーキンソン病患者の特徴に関する次の記述のうち,誤っているものを一つ選びなさい。

1治療にはL・ドーパ(レボドーパ)が用いられる。

2手の振戦は安静時よりも運動時に強い。

3前かがみの姿勢をとり,小刻みに歩く。

4便秘傾向になる。

5顔面の表情が乏しくなる。

解答2

パーキンソン病の手の振戦は、運動時より安静時のほうが強い(静止振戦=静止状態において顕著に現れる)。パーキンソン病の手の振戦の特徴です。

14@66

問題66

脳血管障害(脳卒中)に関する次の記述のうち,誤っているものを一つ選びなさい。

1我が国では近年,脳血管障害の患者実数は減少傾向にある。

2我が国の寝たきり老人の原因の第1位は,脳血管障害の後遺症である。

3脳出血の最も重要な危険因子は,高血圧である。

4脳塞栓は,心房細動に合併することが多い。

5くも膜下出血は,突然の激烈な頭痛で発症することが多い。

解答1

死亡数でみると減少しているが、患者数は増加している。

2骨折が原因による寝たきりは全体の1割程度。

4「脳梗塞は心房細動に合併」はよく出題されます。

心房細動=不整脈の一種。心房内の血液が乱れ、血流の停滞し血栓ができやすくなる。

高円宮様は、心室細動でお亡くなりになられました。合掌。

14@67

問題67

結核対策に関する次の記述のうち,正しいものに○,誤っているものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

A現在の我が国の結核死亡率は20歳代と65歳以上にピークがみられる。

B結核予防法は「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」の施行に伴い廃止された。

C平成11年には「結核緊急事態宣言」が出された。

D医療費の公費負担制度が実施されている。

 ABCD

1○○○×

2○○××

3○××○

4××○○

5×××○

解答4

1×

20代に死亡のピークはない。最近死亡率が増加傾向にある。

高齢者で若年期に感染したものの発症せず、高齢となり免疫力が低下し再燃・発症する例が多い。

2×

1999年「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」が施行され「伝染病予防法」が廃止された。「結核予防法」は、強化傾向にある。

14@68

問題68

高齢者の病態の一般的特徴として,誤っているものを一つ選びなさい。

1ホメオスターシスの低下

2腸の蠕動運動の低下

3尿の濃縮力の低下

4血管壁の低抗の減少

5咳反射の低下

解答4

1○

ホメオスタシス=体温を一定に保ったり、血液の酸性度(pH7.357.45)を調節したりする作用のこと。

2○

腸の蠕動運動の低下=便秘傾向

3○

尿の濃縮力の低下=脱水症・夜間多尿

4×

動脈硬化促進傾向=血管壁の抵抗力の増加

咳反射の低下=嚥下障害

 

第16回介護福祉士

問題57  我が国における保健・医療・福祉に関する次の記述のうち,正しいものに○,誤っているものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

A  現在,死因の第一位は,悪性新生物である。

B  介護保険法による第1号被保険者は,40歳以上の者である。

C  介護保険法の施行に伴い,従前の老人保健施設は介護保険施設の一つとなった。

D  障害者基本法による障害者とは,身体障害,知的障害又は精神障害があるため,長期にわたり日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける者をいう。

(組み合わせ)

A B C D

1 ○ ○ ○ ×

2 ○ × ○ ○

3 ○ × × ○

4 × ○ ○ ×

5 × ○ × ○

問題58

 高齢者の骨・関節疾患に関する次の記述のうち,誤っているものを一つ選びなさい。

  1  大腿骨頚部骨折は,原則として手術をする。

2  脊椎圧迫骨折は,寝たきりの原因になることが多い。

3  脊椎管狭窄症の症状の一つに,間欠性跛行がある。

4  腰椎の変形性脊椎症の症状の一つに,坐骨神経痛がある。

5  O脚の変形性膝関節症は,膝の外側に疼痛を生ずることが多い。

問題59

 筋肉の収縮とそれに対応して起こる身体各部の運動に関する次の組み合わせのうち,誤っているものを一つ選びなさい。

1  大腿四頭節――― 膝関節の伸展

2  三角筋――――― 肩関節の外転

3  上腕三頭節――― 肘関節の伸展

4  横隔膜――――― 胸郭の縮小

5  腸腰筋――――― 股関節の屈曲

問題60

がんに関する次の記述のうち,誤っているものを一つ選びなさい。

1.大腸がんは,肝転移しやすい。

2 平成12年の人口動態統計によれば,子宮がんは,女性のがんによる死因の第一位である。

3  乳がんは,乳房の外側上部に最も多く発生する。

4  C型肝炎ウィルスは,肝がんの発生に関与する。

5  前立腺がんは,男性の高齢者に多い。

問題61

疾患・病態とその症状に関する次の組み合わせのうち,誤っているものを一つ選びなさい。

1  腸閉塞――――――― 嘔 吐

2  狭心症――――――― 胸 痛

3  前立腺肥大――――― 排尿痛

4  糖尿病性低血糖――― 昏 睡

5  心不全――――――― 浮 腫

問題62

 高齢者における疾患・症状の特徴に関する次の記述のうち,正しいものに○,誤っているものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

A  罹患時の症状は,定型的なものが多い。

B  心理的・身体的な誘因により,精神神経症状が起こりやすい。

C  各種の検査成績の個人差は,小さい。

D  各臓器の機能は,加齢によって低下しない。

(組み合わせ)

A B C D

1 ○ ○ ○ ×

2 ○ ○ × ○

3 ○ × × ○

4 × ○ × ×

5 × × ○ ×

問題63

 特定疾患(いわゆる難病の一部)に関する次の記述のうち,正しいものを一つ選びなさい。

  1  平成1114年度における医療受給者証の交付数の上位3位の特定疾患は,潰瘍性大腸炎,パーキンソン病,全身性エリテマトーデスである。

2  潰瘍性大腸炎は,小児と高齢者に多い。

3  筋萎縮性側索硬化症(ALS)は,知能に障害を伴うことが多い。

4  ーチェット病の口腔内アフタは,再発しない。

5  パーキンソン病は,若年層における発症が最も多い。

問題64

 次の感染症のうち,予防のためのワクチン接種が実施されているものの組み合わせを一つ選びなさい。

  A  後天性免疫不全症候群(AIDS

B  C型肝炎

C  B型肝炎

D  ポリオ

(組み合わせ)

1 A B 

2 A C

3 B C

4 B D

5 C D

問題65

 高齢者の排尿障害に関する次の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

  A  前立腺肥大症の初期には,膀胱刺激症状としての頻尿がみられることが多い。

B  前立腺肥大症が進行すると,無尿となる。

C  高齢の女性には,腹圧性尿失禁が起こりやすい。

D  脳血管障害などによる神経障害は,尿失禁や排尿困難をきたしやすい。

(組み合わせ)

A B C D

1 ○ ○ ○ ×

2 ○ × ○ ○

3 ○ × × ○

4 × ○ ○ ×

5 × ○ × ○

問題66

 食中毒の原因菌に関する次の記述のうち,誤っているものを一つ選びなさい。

 1  ブドウ球菌

2  サルモネラ属菌

3  ヘリコバクター・ピロリ

4  腸炎ビブリオ

5  ボツリヌス菌

問題67

 高齢者の頭痛の原因に関する次の記述のうち,適切でないものを一つ選びなさい。

1  緑内障

2  くも腹下出血

3  副鼻腔炎

4  高血圧

5  膀胱炎

問題68

 血圧に関する次の記述のうち,適切なものに○,適切でないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

A  心臓収縮期の血圧を,最高血圧という。

B  血圧の単位であるmmHgの「Hg」は,水銀を意味する。

C  特定の原因が明らかでない高血圧を,本態性高血圧という。

D  血圧は,一般に心理的な影響を受けない。

(組み合わせ)

A B C D

1 ○ ○ ○ ×

2 ○ ○ × ○

3 ○ × × ○

4 × × ○ ○

5 × × ○ ×

医学一般 ケアマネ試験問題

問題71 次の感染症のうち,性行為によって感染するとされているものに○,そうでないものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

A MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)感染症

B Bウイルス肝炎

C エイズ (AIDS,後天性免疫不全症候群)

D 出血性大腸菌 (O-157など)感染症

(組み合わせ)

  A B C D

1 ○ ○ ○ ×

2 ○ × ○ ○

3 ○ × × ○

4 × ○ ○ ×

5 × × ○ ○

 

問題72 次のうち,遺伝性疾患でないものを一つ選びなさい。

1 フェニールケトン尿症

2 デュシェンヌ型筋ジストロフィー

3 血友病

4 軟骨形成不全症

5 変形性関節症

 

問題73 次のうち,最も多くみられる糖尿病合併症の組み合わせを一つ選びなさい。

A 網膜症による失明

B 膵臓がん

C 慢性腎不全

D 骨粗鬆症

(組み合わせ)

1 A B

2 A C

3 B C

4 B D

5 C D

問題 74 パーキンソン病に関する次の記述のうち,正しいものの組み合わせを一つ選びなさい。

A パーキンソン (Parkinson,J.)により進行麻痺として初めて報告された。

B 若年発症の場合は,家族内に発症するものが多い。

C 振戦,固縮,寡動,姿勢反射異常が,中心的な症状である。

D 黒質・線条体でのドーパミンの増加が指摘されている。

(組み合わせ)

1 A B

2 A C

3 B C

4 B D

5 C D

問題 75 脊髄小脳変性症に関する次の記述のうち,誤っているものを一つ選びなさい。

1 急激に発症する。

2 進行性である。

3 運動失調が,主症状である。

4 遺伝性発現を呈するものがある。

5 原因は,不明である。

 

問題76 老人保健法に関する次の記述のうち,正しいものの組み合わせを一つ選びなさい。

A 医療については,70歳以上の者と65歳以上70歳未満のねたきり老人等を対象としている。

B 保健事業として,健康づくりの推進を目的におおむね 40歳以上の者を対象としているが,企業などで働いている者は対象から除いている。

C 保健事業のうち,健康教育,健康相談,健康審査などは保健所が主体で,また,老人医療,機能訓練,訪問指導などの事業は市町村が主体で実施している。

D 基本健康審査は,,都道府県の費用補助で市町村が3年に1回行っている。

(組み合わせ)

1 A B

2 A C

3 B C

4 B D

5 C D

問題77 子どもの精神保健に関する次の記述のうち,正しいものの組み合わせを一つ選びなさい。

A 乳幼児は内面の苦悩や混乱を言語化して表現できず,様々な身体症状や行動で表すことが多いが,身体疾患とは明確に区別ができる。

B 最近の医学用語では,「精神薄弱」というよりは,「精神遅滞」又は「精神発達遅滞」という表現を使う。

C 多動性障害は,注意欠陥・多動性障害とも呼ばれ,基本的には「不注意」「衝動性」「多動性」の 3種類の症状から構成されている。

D 学童期に発病した精神病は,成人してから知的障害や性格的な障害は残さない。

(組み合わせ)

1 A B

2 A C

3 B C

4 B D

5 C D

問題 78 次の文章の空欄A,B,Cに該当する語句の組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

 今日の保健対策では,@少子・高齢社会,A国民の健康二一ズ の多様化,B国際化の進展などへの対応を迫られている。また,平成7年の阪神・淡路大震災をはじめ,近年の新興・再興感染症の流行への対応など[A]の重要性がクローズアップされてきている。さらに,これまでの[B]では,加齢にともなって増加するがん,脳血管疾患,心疾患に対し,早期発見,早期治療を重視した二次予防対策がとられてきたが,一方で,こうした疾患は,加齢だけでなく,若年からの個々人の生活と深く関与するなかで発症,進展することも明らかであることから,新たに[C]との呼称を用いて一次予防を重視した対策の推進を図ることになっている。

    A       B        C

1 災害緊急対策――老人病対策  ――成人病対策

2 災害緊急対策――成人病対策  ――生活習慣病対策

3 健康危機管理――生活習慣病対策――成人病対策

4 健康危機管理――老人病対策  ――生活習慣病対策

5 健康危機管理――成人病対策  ――生活習慣病対策

問題79 脳に関する次の記述のうち,誤っているものを一つ選びなさい。

1 運動中枢は,中心溝の前にある。

2 視覚中枢は,後頭葉にある。

3 ホルモン分泌の中枢は,視床下部にある。

4 記憶中枢は,頭頂葉にある。

5 情動をつかさどる中枢は,大脳辺縁系にある。

問題80 精神疾患に関する次の記述のうち,正しいものに○,誤っているものに×をつけた場合,その組み合わせとして正しいものを一つ選びなさい。

A アルコール精神病には,振戦せん妄,アルコール幻覚症,コルサコフ症候群などがある。

B 症状精神病 (症状性精神病)の中心的な病像は意識障害などで,その程度経過は基礎疾患と並行して変動することが多い。

C 精神分裂病は,精神疾患の中でもその頻度は高く,原因もまだ見つからず,長期入院もやむを得ない疾患である。

D 難治てんかんを除くてんかんの大部分は,発作が薬物で抑えられるようになった。

(組み合わせ)

  A B C D

1 ○ ○ ○ ×

2 ○ ○ × ○

3 ○ × × ○

4 × ○ ○ ×

5 × × ○ ○

 

参考試験問題

問題41 適切なものはどれか。3つ選べ。

狭心症は、冠動脈の狭窄により起こる。

1型糖尿病は高齢者に多いが、2型糖尿病は若年者に多く発症する。

パーキンソン病の治療の一つとして、脳手術がある。

前立腺肥大症では、排尿回数が多くなる。

変異型クロイツフェルト・ヤコブ病は、高齢者に多い疾患である。

問題42 適切なものはどれか。2つ選べ。

血清アルブミン値は、高齢者の栄養状態を示す指標となる。

低栄養状態では、免疫能が高まる。

低栄養となる原因として、服薬による食欲低下があげられる。

肥満の場合には、食物繊維の摂取は避けたほうがよい。

ヘモグロビンA1cは、測定時の血糖状態を知るのに適している。

問題43 適切なものはどれか。3つ選べ。

高齢者の感染症では、咳嗽、発熱、腹痛等の症状が強く出ない場合がある。

結核は、医学の発達により、現在では発症例はない。

疥癬は、「ヒゼンダニ」によって起こる皮膚感染症である。

B型肝炎及びC型肝炎は、原則的に血液を介して感染する。

せん妄は、感染症が原因で生じることはない。

問題44 居宅療養管理指導について正しいものはどれか。3つ選べ。

医師または歯科医師は、居宅介護支援事業者又は居宅サービス事業者に対し、居宅サービス計画の作成、居宅サービスの提供等に必要な情報提供または助言を行う。

薬剤師によって行われる居宅療養管理指導は、医師又は歯科医師の指示に基づいて行われる。

口腔内の清掃または有床義歯の清掃に関する指導は、歯科衛生士だけでなく、保健師や看護師、准看護師も行うことができる。

在宅で、気管カニューレ等の生命維持に必要な器具をつけている人は、居宅療養管理指導の対象とならない。

保険医療機関または保険薬局が居宅療養管理指導を行う場合には、指定事業者としての申請を行い、指定を受けなければならない。

問題45 介護保険の給付の対象となり得る訪問看護はどれか。3つ選べ。

68歳。糖尿病性腎症。在宅で腹膜還流を実施するため、訪問看護を希望している。

60歳。パーキンソン病(ヤールのステージ2)。療養指導のため、訪問看護を希望している。

46歳。糖尿病。現在、合併症はないが、インシュリン注射で血糖値管理を行うため、訪問看護を希望している。

72歳。痴呆対応型共同生活介護を受けているが、高血圧があるため、定期的な訪問看護を希望している。

70歳。脳梗塞後遺症で右片麻痺。リハビリテーションや入浴介助のため、週4回の訪問看護を希望している。

問題26 次の検査値のうち、加齢に伴って変化しにくいものはどれか。2つ選べ。

クレアチニンクリアランス

血清アルブミン

血小板数

1秒率

GOT

問題27 高齢者によくみられる状態及び症状について適切なものはどれか。2つ選べ。

廃用症候群とは、日常生活での活動性の低下に伴って生じる身体的・精神的機能の全般的低下をいう。

寝たきりの原因としては、骨折・転倒が最も多い。

栄養状態を評価するために、体重はよい指標となる。

高血圧症のうち、原因がはっきりしているものを本態性高血圧症という。

糖尿病の合併症は、自覚症状が早期に現れやすい。

問題28 脳血管障害について適切なものはどれか。3つ選べ。

脳血管障害の多くは、発症の危険因子が不明で、予防が難しいとされている。

くも膜下出血は、起床時に発症することが多い。

脳内出血では、頭蓋内圧亢進症状や高次脳機能障害がみられる。

脳血栓は、脳内で分岐する動脈にアテローム血栓ができて、その動脈の支配領域に虚血性の壊死病変を生じることをいう。

脳塞栓は、心臓でつくられた血栓が脳に飛ぶことによって起こることが最も多い。

問題29 高齢者の失禁について適切なものはどれか。3つ選べ。

おむつの安易な着用は、尿意の後退をもたらしやすい。

腹圧性尿失禁が考えられる場合には、排尿に間に合うよう、ポータブルトイレの位置を患者のベッドの近くにする。

寝たきりの高齢者に失禁が続く場合には、水分の制限を行う。

膀胱括約筋が弛緩したり、排尿神経が鈍くなって我慢ができにくくなるために起こる失禁を、切迫性尿失禁という。

おむつを着けていても、本人が漏れていることに気付くような場合には、尿意が残っているとみなして対応する。

問題30 高齢者の口腔ケアについて適切なものはどれか。3つ選べ。

誤嚥性肺炎を予防する効果がある。

加齢に伴い唾液分泌が減るため、口腔ケアが必要である。

口腔清掃は、機械的清掃より化学的清掃の方が効果的である。

経管栄養を行っている場合には、口腔清掃の必要性は低い。

要介護者が自分でできることは必ずしてもらい、足りないところを介助することが重要である。

問題31 リハビリテーションについて適切なものはどれか。3つ選べ。

リハビリテーションにおいては、障害を多角的に理解し、援助は総合的に提供されることが重要である。

維持期のリハビリテーションは、自立生活を支援することが目的であり、筋力増強のための運動は行わない。

リハビリテーションに伴う危険を予測するため、疾病や障害の状況、バイタルサイン、睡眠パターンなどを事前に確認することが重要である。

長期臥床後に座位訓練を行う場合には、低血圧を生じる可能性が高いため、血圧チェックや自他覚症状への配慮が重要である。

関節可動域訓練は、痛みを伴うことが多く、また筋肉損傷の可能性もあるため、他動訓練を第一に選択する。

問題32 痴呆について適切なものはどれか。3つ選べ。

高齢者人口における痴呆高齢者の割合は、次第に減少の傾向にある。

アルツハイマー型痴呆では、「まだら痴呆」が特徴的にみられる。

加齢による聴力や視力の低下などが、発症の誘因となることがある。

異常な行動が痴呆の初期症状か性格によるものかは、普段から見ている家族でも、判断が困難なことがある。

発症前後の精神的状況として、何もする気がおきないなどの意欲の低下や、怒りっぽくなるなどの性格の変化がみられる。

問題33 薬剤について適切なものはどれか。3つ選べ。

加齢に伴い、肝機能が低下して、薬の作用が強まることがある。

高齢者においては、併用される薬剤数が多いので、薬の相互作用や副作用の発現に注意が必要である。

血液中にある薬は、血液中の蛋白質と結合して作用する。

薬を飲む場合には、希釈されることを考え、なるべく少量の水で飲むほうがよい。

薬の副作用として、手の震えやうつ症状等がみられることもある。

問題34 在宅での医療管理について適切なものはどれか。3つ選べ。。

在宅自己灌流法を行っている患者の場合には、水分バランスや体重、炎症の可能性等の定期的な観察が必要である。

中心静脈栄養のポートを皮下に植え込んである場合には、皮下の炎症の有無に注意する必要がある。

胃瘻を造設している場合には、経口摂取は平行して行ってはならない。

在宅酸素療法により、慢性呼吸不全患者の在宅療養生活が可能となった。

在宅において末期癌患者の疼痛緩和を行う場合には、麻薬の使用は禁止されている。

問題35 高齢者虐待について適切なものはどれか。2つ選べ。

被虐待高齢者は、男性のほうが多い。

高齢者虐待の内容は、身体的暴力がほとんどである。

高齢者が極端に人目を避けたりすることも、高齢者虐待を発見するための兆候の1つである。

介護者自身の精神的疲労やストレスは、虐待発生の危険因子の1つである。

同居家族が加害者の場合には、必ず被虐待高齢者に対し施設入所を勧める。

問題36 適切なものはどれか。3つ選べ。

骨粗鬆症の予防には、適度な運動も有効である。

骨粗鬆症の予防には、ビタミンEの摂取が有効である。

痴呆の予防には、社会的孤立を防ぐことも有効である。

糖尿病性腎症の予防には、血糖コントロールが有効である。

褥瘡の予防には、良肢位を長時間保ち続けることが有効である。

問題37 介護保険における通所リハビリテーションについて正しいものはどれか。2つ選べ。

通所リハビリテーション事業者の指定を受けられるのは、病院、診療所、介護老人保健施設に限られる。

通所リハビリテーションの対象となる者は、要介護1から要介護5の者に限られる。

個々の利用者に応じて作成された通所リハビリテーション計画に基づいて行われるため、グループごとにサービス提供を行うことはできない。

通所リハビリテーション計画は、医師及び理学療法士、作業療法士その他専らリハビリテーションの提供にあたる従業者が共同して作成しなければならない。

独居老人のための調理訓練は、通所リハビリテーション計画に位置付けられることはできない。

問題38 介護保険における訪問リハビリテーションについて適切なものはどれか。2つ選べ。

炊事、掃除、洗濯などのIADLの維持改善は、訪問リハビリテーションの目的に含まれない。

筋萎縮、関節拘縮等の廃用症候群の予防も、訪問リハビリテーションの目的の1つである。訪問リハビリテーションは、理学療法士や作業療法士の判断で開始できる。

特定施設入所者生活介護を受けている高齢者には、訪問リハビリテーション費が算定されない。

指定訪問看護ステーションの理学療法士や作業療法士がリハビリテーションを実施した場合には、訪問リハビリテーション費が算定される。

問題39 介護老人保健施設について正しいものはどれか。3つ選べ。

介護老人保健施設で提供される通所リハビリテーションは、要介護1から要介護5の認定を受けた者が対象である。

介護老人保健施設は、あらかじめ協力病院を定めている場合には、医師を置く必要はない。入所者が健康手帳を有している場合には、健康手帳の医療にかかるページに、提供した介護保健施設サービスに関し必要な事項を記載しなければならない。

介護老人保健施設は、地域に開かれた施設として、家庭介護者や地域のボランティアなどがケア技術を習得する支援等に努める。

病状が安定期にあることが、介護老人保健施設の入所要件の一つである。

問題40 介護療養型医療施設について正しいものはどれか。2つ選べ。

施設サービス計画は、医師または看護師が作成しなければならない。

介護療養型医療施設は、施設サービス計画に基づいて、療養上の管理、看護、医学的管理の下における介護、機能訓練などを提供する。

現在、介護療養型医療施設の指定を受けられるのは、療養病床を有する病院・診療所、老人性痴呆疾患療養病棟を有する病院、介護力強化病院である。

介護療養型医療施設の医師は、医学的に入院の必要性がないと判断した場合には、患者に対し、退院を指示しなければならない。

痴呆性高齢者は、老人性痴呆疾患療養病棟にのみ入院できる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

問題文

 青木正さん(77歳)は右片麻痺があり、歩行や着替えには介助が必要です。 朝、目を覚まし、ベッドで端座位になっています。日常着(トレーナー上下)への着替えを介助し、洗面台まで歩行介助したあと、歯ブラシを手渡してください。(脱ぐのは、寝まきだけです。はきものは、省略します)

 

《物品》

●日常着(トレーナー上下)

●紙コップ

●歯ブラシ

 

《状況》

●朝、目を覚まし、寝まきのままベッドで端座位になっている。

 

解答・・・・図略

〈寝まきを脱がせて日常着を着せる方法〉

■肌の露出を最小限にする。

■脱健(左)着患(右)の原則で行う。 〈片麻痺のある高齢者の介助〉

■麻痺側(右)斜め後方から介助する。 

〈ベッドから立ち上がる方法〉

■浅く腰掛け健側の足(左)を引かせて

前傾姿勢をとらせる。 〈片麻痺のある高齢者の歯ブラシ介助〉

■健側の手(左)に歯ブラシを手渡す。

1. 朝のあいさつと体調の確認をしたあと、これから行う介護の目的の了解を得る。

2. 常に健側の手足(左)を活用するように促して介護を行う。

3. 常に麻痺側の手足(右)を保護し、安全・安楽の確認をとりながら行う。

4. 声かけをたえず行い、寝まきを脱がせる、日常着を着せる、立ち上がらせる、歩行介助をするなどを、的確な技術で行う。 

介護者は青木さんの正面に位置を取る。腰を落として目線を平行にし、自己紹介してから、介護に入る目的を伝えて了解を得る。

 目線を合わせて朝のあいさつをし、体調をうかがっていまから始める介護の目的内容の了解を得る。寝まきのひもをほどくように促す。左袖から上半身を脱がせていく。

 不必要な露出を避けるため、脱がせたまま寝まきを上半身にかける。左上肢を活用し、日常着を右袖・首・左袖の順に通して着せる。

 麻痺側(右)のかかとを支えてズボンに通し、健側の足(左)は自分で通してもらうよう促す。ベッドに浅く座らせて左足を後ろへ引かせ、健側の手(左)を介護者の肩に置いてもらう。右下肢を介護者の左下肢で保護しながら背部で手を組み、前傾姿勢で立ち上がらせる。上体を支え、左手でズボンを上げるように促し、できないところを介助する。

 介護者は右側後方に位置し、麻痺側の上肢(右)と腰を支えて洗面台まで介助する。

 洗面台まで行ったら健側の手(左)を台につかせ、介護者はいすを支え安全を確認して座らせる。左手に歯ブラシを持たせ、コップを左側に置く。 

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この解答速報はU-CAN独自の見解によるものです。あくまでも自己採点の目安としてご利用ください。

 

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