関 龍太郎(R.SEKI)光子(M.SEKI)のホームページ2020年01月02日 最終更新
新しい年、本年もよろしくお願いします。
まずは、
1.今年の予定研究会。
参加ご希望の方はどうぞ参加してください。
@医療と教育を考える会・・毎回、参加された皆さんより、ご自分の体験や、本で学ばれた事やその考え方など、活発な意見が繰り広げられました。学ぶことを止めてはいけないと改めて思いました。2020年も第2土曜日です。どうぞおでかけください。場所はいつもの松江看護キャリア支援センターです。詳細は、10まえにはこのページに載せます。
Aデンマーク研究会、次回は夏
B雲南医療を考える会2020年は夏開催
2.今年の労働
@「認知症看護認定看護師の資格獲得」にむけて、7カ月の研修が続いています。病院実習は11月25日からです。
秋になりつつあります。近くを散歩しましょう。来年4月には三期生の募集も開始されます。松江看護キャリア支援センター
A公衆衛生、リハビリ概論の講義
B県庁、雲南病院の産業医
3.我が家の猫たちの正月写真








4.松江の写真
5.デンマークとニュージーランド
6.その他
医療と教育について考える会 2020年1月例会
テーマ:「優生思想について考える」
今回は、日々、人権問題について考えます。
ご参加 お待ちしています。
日時:2020年1月11日(土)午後1時半から4時まで・開場は12時45分
会場:松江総合医療専門学校 学生会館(松江看護キャリア支援センター)大会議室
会場までのアクセス:一畑電車の場合、イングリッシュガーデン駅下車
松江市バスの場合、松江駅発、授産センター行
認知症看護認定看護師研修風景



「姫」も元気です。ダイも元気です。
★B「公衆衛生」「リハ概論」「関係法規」の学生用の過去問コーナーがあります。学生の皆さんはご覧ください。
★C認知症の認定看護師の養成プログラムを続けています。2期生は8月に入講し学習中です。試験が始まりました。東京から沖縄までで33名があつまり、講義が始まりました。詳細は、次のアドレスで確認ください。 https://www.sawadagakuen-mnac.jp/
デンマークの環境と福祉デンマークから学ぶもの



★デンマーク研究会は、次回は、2020年は夏です。 庵タンドールを予定。★デンマーク研究会は、次回は、2020年は夏です。 庵タンドールを予定。
我が家の「ねこたちの以前の写真」とその他の写真
ネコミルクでそだった「赤ちゃん猫」も、写真のように大きくなりました。元気です。「つかのまのいねむり」です。。






にに
にほんの医療は、どうなるのか、デンマークと比較して考えてみよう。
★★デンマーク報告コーナー★デンマークの「地域包括ケア」から何を学ぶか。また、問われています。
@デンマークの2008年、2009年の変化 A
デンマークと島根の比較
B デンマークの歴史 C 2002年のデンマークの高齢者福祉
★デンマークスタディ2003年報告
@デンマークの高齢者福祉政策の変遷 Aホルベックの現在 B福祉原点ホルベックCサムソー島の脱石油プロゼクト D自由学校と保育 E2003年5月ツアーメモ
F 亀家朗介氏報告・・ホルベック報告 自由学校報告
デンマークの教育・・・教育は大切
★B1990年代報告
Aデンマーク研究会の歩みBデンマークにおける認知症老人対策Cデンマークの母子保健
Dデンマークってどんな国Eイギリスにおけるボランティア活動・・近年、再度注目、日本ではボランティアは衰退傾向
Gホルベックの92年の試みHデンマークの訪問看護 Iデンマークにおける住宅政策Jデンマークの看護教育Kデンマークの高齢者福祉の構築、その2
Lデンマークの高齢者福祉の最近の動向Mデンマークの高齢福祉施策から学ぶものNデンマークの高齢者福祉施策から学ぶもの(2)Oスウェーデンから来たモニカ
Pノールウエーの高齢者福祉政策Q地域医療体制の再編合理化と地域住民の実態Rデンマークの高齢者福祉対策から学ぶS糖尿病について
@スウェーデンとデンマークの高齢者福祉政策から学ぶ Aク゜ラスザックス市の高齢者福祉政策から学ぶものBデンマークの高齢者福祉の変遷C隠岐の高齢者福祉を考える
Dデンマークと日本の高齢者福祉対策から学ぶE地域医療体制の再編合理化、社会保障国民会議中間報告批判、医療過疎と地域住民の実態

デンマークから学ぶもの
私の撮影した写真はハイキングクラブの活動
★☆★☆★★☆★☆☆特集3.日本とデンマーク ★☆★★☆★☆☆★☆☆★☆☆★☆★★☆★
デンマークの福祉(デンマーク視察レポート集)
★☆公衆衛生過去問コーナー、関係法規.試験問題例・・2018年7月更新 ★☆★☆★☆★★
公衆衛生、関係法規、リハ概論 の学習ポイント(学生用)・・・定期試験、国家試験等の過去問です
公衆衛生@ リハ概論 関係法規@ 公衆衛生A 公衆衛生・関係法規@. リハ概論A 公衆衛生B. 公衆衛生C 公衆衛生・関係法規A、 .公衆衛生 関係法規B 公衆衛生、関係法規
公衆衛生、関係法規、リハビリテーション概論を中心に問題掲載します。国家試験には、法律、定説、定義、生活実態、保健医療統計、各種調査結果がよく出ています。しかし、最近は文章力の弱い学生に接し記述式の問題の必要性がいわれています。定期試験も同様な傾向にします。ノートを作っておいてください。
★☆☆★☆.関連の深いホームページ★☆★☆☆★☆★☆★☆★★☆★★☆★☆☆★☆★★☆★☆☆★☆★★☆★☆☆★☆★★
ニュージーランドからも環境を学ぶ
私達が日本語版の出版に協力したジャニス著田村訳「インカの冒険」1050円文芸社は残り少なくなりました。
絶滅危惧種イエローアイドペンギンの感動実話です。書店でご購入下さい。写真は著者「ジャニス」と光子・・環境 
ニュージーランドの旅日記から
★★★保健、医療、福祉のリンク集を作ってみました。さらに、急いで、深く検討するときの参考にしてください。参考資料の リンク集はここから入ります。特に認知症はここからです。
★★デンマークの福祉、以下デンマーク報告の一部を掲載します。
下記の原稿は2009年1月2月の社協の 月刊「福祉」に掲載されています。
★デンマークから学ぶ福祉政策、
(1)老人ホーム(プライエム)が消えつつある国
デンマーク研究会 関 龍太郎
@デンマークって、どんな国・・その1
デンマークって、どんな国だろう。デンマークにおいても住民からすると、保健と医療と福祉は「統合」されるべきだといわれてきたが、まだ、実現されていない。しかし、デンマークは、保健、医療、福祉の大部分が、公的機関、公的財源で行われてきたので、「統合的運営」が、比較的容易である国である。
デンマークは面積4万3000平方キロメートル、人口約547万人(2007年)の国である。65歳以上の高齢者数は約84万人(高齢化率15.4%)、平均寿命77.96歳(男性75.64歳、女性80.41歳)、合計特殊出生率1.74である。高齢化率は1960年に10.6%、1970年に12.3%、1980年14.4%、1990年15. 6%になり、その後減少傾向にあったが、最近、再度増加の傾向にある。なお、65歳以上の親と子どもの同居率は日本の約50%と比較して非常に低く、6%程度である。
面積では九州、人口では兵庫県とほぼ同じである。最高峰でも174メートルで訪問した日本人は「山がない」という印象をもつ。宗教としてはキリスト教福音主義ルーテル派であるが、宗教心の強い国とは言えない。資源の乏しいこの国では、輸出で外貨を獲得している。輸出のうち、農産物は12%にすぎなく75%が工業製品である。GNPは世界第5位である。この国は、租税方式による社会保障をしている。また、保健、福祉
、医療、教育は無料である。保育には負担がある。年金も、高齢者年金9万円、障害者年金は12万円、重度障害24万円と日本と比較して充実している。個人が社会の中で尊重され、子供が親を扶養する義務はない。障害者も成人すれば親は子供を扶養する義務はない。生活の支援を社会がする。言い方をかえれば、成人に対して国が扶養の義務があるといってもよい。税金は所得税をみると国税23%、県税11%、市税21%(14〜25%)である。2007年からは新しくできた広域行政機構(レギオナ)には課税権がなく、国税約25%、市税約25%となっている。付加価値税(消費税)は、食料費等の日常必需品以外は25%である。
A老人ホーム(プライエム)が消えつつある国
1974年に、福祉の分野では、世界的にも、注目されている総合的な法律「生活支援法」が成立している(実施は1976年4月)。この法律は、それまでばらばらであった福祉関係法を一本化して、利用者主体にサービスを提供できるようにしたものである。福祉の対象を、障害者、精神障害者、知的障害者、高齢者、母子家庭とかのグループに分けて、それぞれ別のサービスを提供するという従来の方法をやめて、理由は別にして、日常生活が困難となった国民すべてに、サービスを提供するという法律である。そして、サービスを提供する義務をコムーネ(市)に負わせている。
参考図書・最近のデンマーク報告
生活支援法
第1条
公共機関は、国内に居住し、且つ本人若しくはその家族がおかれている状態のための相談、経済的若しくは実際的な援助、職業的能力の開発若しくは回復のための援助、または介護、特別な治療若しくは教育的な援助を必要とするすべての者に対しては、この法律の定めるところに基づいて、援助を行う義務を有する。
第9条 コムーネ議会(市議会)は、個々の援助形態に関して別に定めのある場合を除いて、この法律の定めるところに基づいて援助を実施するものとする。
この法律により、市の責任で援助を必要とするものすべての者に対して援助をすることになった。法律が実施されてからは、グループ別の利用度の統計がなくなった。社会的弱者をグループ別化して、比較することを避けたのが主な理由といわれている。
生活支援法は、「枠組み法」あるいは、「額縁法」とよばれ、国は大まかな方向性とか、ある程度の枠組みを規定するだけで、具体的なサービスの内容、質、量などは、各市にまかされている。したがって、各市の間で競争しながら、高齢者福祉の施策が取組まれている。さらに、1979年から82年にかけて、福祉省に「高齢者問題委員会」(委員長アナセン教授)が設置され、高齢者福祉の三原則「自己決定」「自己資源の活用」「生活の継続性」)が答申された。
住宅の提供(プライエムを廃止し、介護型住宅および高齢者住宅の建設)、ホームヘルプ、訪問看護、補助器具の提供などの事業が続けられる。1989年に、人口547万人のデンマーク全体で「プライエム」1212箇所、5万床、ホームヘルパー3万4千人、訪問看護師5万3千人、県立補助器具センター17箇所等を抱えていた。この数は施設で日本の約2倍、スタッフでは約10倍である。その後、高齢者福祉の三原則の推進(1988年)、在宅福祉の推進(1988年)、民間委託の推進(2002年)、等により、統計的な数字は困難になっていくが、全体的には、福祉職員の増加の傾向は見られている。高齢者福祉に関係するとおもわれるものは、次のようになる。なお、ここでは、日本語訳の得られた1990年12月告示のものからの抜粋で、その後、アムト(県)の廃止等による改訂が随時おこなわれている。デンマークでプライエムをゼロにするということを聞いたのは、1992年のスタディツアーの時である。ホルベックでは年次計画で1995年にはゼロになっていた。日本では、なお、特別養護老人ホームの建設推進の時期だけに、非常に印象的であった。このことは、生活支援法の中では次のように明記されている。

デンマークからはデンマークの福祉を学ぶ、
保育園の子供、風車
第81条 この法律に定めるプライエム及び保護住宅の建設は、1988年1月1日以後は開設することができないものとする。
2.既設のプライエム及び保護住宅については、前項に定める以後も補修及び改築によって、この法律に基づいて継続して運営することが出来る。
(以下省略)
1988年、このように、プライエム、保護住宅の建設を廃止し、高齢者住宅へと、住宅政策を転換する。では、プライエムが消えてどうなったかをホルベックを例に見てみよう。ホルベックでは、1988年、「高齢者問題委員会」の答申に基づいて、高齢者福祉の三原則(@自己決定の尊重A生活の継続性B自己資源の活用)を徹底するとともに財政面からも、従来の政策を見なおすことであった。プライエムを1995年までにゼロにする計画を1990年に立てた。この背景には、プライエムが長期滞在施設になり利用者を施設に束縛することになりつつことと、高齢者人口が増加し、95年には「プライエム」をさらに90床増設の必要性があること、高齢者ケアの全体の経費が2倍になると推計されたことがあった。
その結果を、2003年のスタディツアーの際に、確認したが、次のようになっていた。@5箇所の総合福祉センターの建設と運営A「24時間在宅ケア体制」の確立B高齢者住宅、介護型住宅の建設Cサービスの品質管理と民間委託 である。
具体的には ホルベックでは、「プライエム」(特別養護老人ホームに近い)の建設をやめるとともに、5地区の「総合福祉センター」を中心に展開していた。「総合福祉センター」というと、単なる建物を想像しがちであるがそうではない。アクティブセンター、ディセンター、ディケアセンター、ショートステイ等とその周辺に、介護型住宅(プライエボーリ)と高齢者住宅を抱えた福祉エリアづくり、街づくり、である。日本の小規模多機能に元気老人のための「アクティブセンター」を加えた上、周辺に住宅を抱えたエリアである。それが、ホルベックでは5カ所、人口約7千人、1カ所ある。そのような街づくりをしている。
1)
2)「24時間在宅ケア体制」が確立している。施設はどんな立派な施設でも利用者を束縛しているという観点からから廃止し、在宅ケアチーム(看護婦2人とホームヘルパー13人で構成する18チーム、2003年現在19のチーム)でもって、80世帯(場合によっては50世帯)の在宅の対象者をケアする。昼間勤務、準夜勤務、深夜勤務の体制を「病院の病棟と同じようにつくり、「24時間在宅ケア体制」を確立している。
3) 「高齢者住宅、介護型住宅の建設の推進」である。そこで、問題は介護型住宅、高齢者住宅が施設でなく、在宅の1形態であるように、徹底できれば、この問題は解決できたことになる、デンマークの人たちの意識では介護型住宅も高齢者住宅も居宅福祉の方向で整理されている。すなわち、介護型住宅も高齢者住宅も居住者の自立を原則とし、表札をつけ、新聞受があり、自由に出入りが出来、部屋にはバス、トイレ、キッチンがあり、固有部分、共有部分の家賃を自分が払い、食材料費を支出するという形に整理されている。介護型住宅(プライエボーリ)は2部屋、簡易キッチン、バス、トイレつきで内廊下式、40u以上になってきている。高齢者住宅は2部屋(場合によっては3部屋)、普通のキッチン、バス、トイレつきで60u以上になってきている。ホルベックでは、1989年252床あったプライエムが、ゼロになり、高齢者住宅が250戸建設されていた(2003年現在)
。デンマークからは福祉を学ぶ
4)サービスの品質管理と民間委託
2003年ホルベックでは19チームある「在宅ケアグループ」を民間に委託するかどうかが課題となっていた。ホームヘルプに、2003年、民間参入がされたが、訪問看護婦にも民間参入が検討されていた。2007年訪れた、ネストベッズでは1割が民間参入されており、市によって、民間参入のスピードは異なる。ホームヘルプの経費はホルベックでは掃除が1時間あたり 264クローネ(5280円、177クローネ-320クローネの幅がある、) 身体介護 1時間あたり 273クローネ (5460円、202クローネ-334クローネの幅、) 夕方・夜の身体介護は370クローネ(7400円)である。この値段で、民間への委託がされる。すなわち、現在の所、行政で行うのと同一値段で、民間に委託されている。日本のような経費削減を目的とした民間委託ではない。 また、サービスの品質管理が19の分野でされている。それは、配食(給食)、調理(食事)、掃除洗濯、買い物、個人衛生、社会交流、アクティビティ、運動、リハビリ、訪問リハ、聴力障害サービス、地域センター活用、訪問看護、失禁対応、ターミナルケア、認知症対策、訪問予防活動、住宅、高齢者委員会 である。日本では品質管理のされてないように、社会交流、アクティビティ、地域センター活用、高齢者委員会の分野の品質管理がデンマークではされている。日本でも介護予防を考えていくならこれらの分野の品質管理が必要である。
参考文献
1)伊東敬文 福祉と医療の連携のあり方 海外社会保障情報 90号 pp1-16 . 1990
2)関 龍太郎 デンマークの高齢者福祉に学ぶもの 海外社会保障情報 108号 pp.72-84. 1994.
下記をクリックください
3)関 龍太郎 デンマークの高齢者福祉を支えるもの 海外社会保障研究 162号 pp.53-66. 2008.
4)岡本祐三 デンマークに学ぶ豊かな老後 朝日新聞社 1990
5)松岡洋子 デンマークの高齢者福祉と地域居住. 新評論 2005.6)デンマークの社会支援法 ビネルバ出版 西澤秀夫訳1993.
くるま

車いすの人がヨットで・・ヨットに乗るデンマークの人。デンマークから学ぶもの
皆でしっくり、話し合って決めること。民主主義。普遍主義。自己決定権。当事者参加。
参考文献
1)花村春樹 「ノーマリゼーションの父 N.E.バンクーミケルセン」 ミネルヴァ書房 1994
2)関 龍太郎 デンマークの高齢者福祉を支えるもの 海外社会保障研究 162号 pp.53-66. 2008.
3)清水満 生のための学校 新評論 1993
4)澤渡夏代ブランド デンマークの子育て人育ち 大月書店 2005
5)宮下孝美、宮下智美 あなたの子どもはあなたの子どもではない 萌文社 2004
6)野村武夫 「生活大国デンマークの福祉政策」ミネルヴァ書房 2010
他の項目の詳細は上記のデンマーク報告をご覧下さい