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図書室を使った調べ学習

[2004.2/13]
 教えるということはとても難しい、自分の子供の頃が授業風景にダブりながら、それを実感した斐川町立西野小学校の授業参観、改めて鬼高小学校の授業風景を参観しようと考えています。

不思議な縁
 西野小学校にお邪魔したその夜、隠岐のある小学校の教頭先生から電話がありました。「今日、西野小学校に行ったでしょう」という第一声に驚きました。
 この教頭先生は、私の同級生の義弟で、一緒に釣りをし、部屋にも泊めていただいた方。
???疑問を抱きながら話を聞けば、西野小学校で授業参観させていただいた先生のご主人。失礼なことを言わなくて良かったと胸をなでおろすとともに、不思議な縁に呆然。

調べ学習
 参観した授業は国語で、教科書の中に出てくる和と洋の違いを更に深めるため、図書室を使っての「調べ学習」の時間。
 先生の復習と今日の授業の目的を尋ねる質問に、元気な返事と子供たち全員の手が挙がりました。
 町立図書館から派遣されている司書が図書を使って具体的な事例を説明した後、子供たちの調べ学習が始まりました。
 教材は司書が町立図書館から借りてきた50冊を超える本、先生と司書がそれぞれ個別に指導しながらあっという間の50分。・・・最後に、先生からの「課題ができたと思う人は手を挙げて」との問いに一割の子供が手を挙げました。調べ学習というのはかくも難しいものかということを実感した参観でした。

課題山積
 調べ学習、専門家に聞くとわが県ではマニュアルもなく、やり方は手探り状態とのこと。これで教材となる図書もなかったらどうなるのか?
 県立図書館でも調べ学習のための図書の貸出をやっていますが、有限です。また、公立図書館のない市町村が多くあります。図書購入費も大きな較差。あっても教材となる図書集めは大変な労力。
 司書教諭が12学級以上の学校に配置されたものの、課題山積。子供たちの将来の可能性を担保するため、人と物とソフト、充実に取り組みたいと改めて誓った授業参観でした。
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