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市川と浦安〜図書館事情

[2004.2/29]
学校図書館を使った授業〜市川市立鬼高小学校
 少し前になりますが、一般質問準備のため、授業の行われている鬼高小学校を再び訪問しました。
 見せていただいた図書館での授業は、1次元目は2年生の読書指導と3年生のパソコンを使った授業、2次元目は5年生の読書指導と3年生の調べ学習、3年生のパソコンを使った授業。こうした授業が学習情報センターと位置づけられた図書館を中心とした一角で同時に進められています。しかも、クラスで調べ学習をしている児童の一部も図書館にやってきています。
 ひな祭りも近いことから、2年生はひな祭りにちなんだ読み聞かせと、折り紙を使った雛人形づくり。作った人形は、模造紙に全部貼って図書館に掲示されます。 5年生は金子みすずのブックトーク、授業が終わるとみんな本を探して借りていきます。3年生は点字に関わる調べ学習。
 下にそれらの授業の模様を撮った私の写真を掲載します。写真を見て、何か感じませんか?・・・・・・
 そうです。みんな真剣そのもの。一生懸命聞き入っています。一番驚いたのは、3年生の調べ学習、全員〜本当です。本当に全員でした〜一心不乱に教材とノートに向かっていました。・・・・学校生活の中に図書館が息づいていました。
 昨日、NHKスペシャル「よみがえる教室」の話を書きました。鬼高小学校のあちこちを見ましたが、今振り返ってみると、一人一人が認められる存在、そんな空気を思い起こしました。
 子どもたちのまなざし、大瀬校長の学校と似ています。
浦安南小学校
 司書のお姉さん、ベテランで力量がありました。市川との違いは彼女は司書に徹していること。鬼高小の図書館員は、元中学校の先生でやはりベテラン。先生との力関係も当然違うと思います。
 南小はカチッとした印象。鬼高は雑然としていますが、いかにも下町のアットホームな印象。住む人たちの層の違いもそんなところに現れているのかも。個人的には、鬼高スタイルが良いですね。
 「今の調べ学習はあらかじめ与えられたものに誘導されるようなやり方。子ども達それぞれが、好きなことを、たとえ1年かかってでも取り組むような方法が良いと思います」南小の司書の一言が忘れられません。
 子ども達が自分の存在感を確認できるような授業。またも大瀬校長の挑戦とダブりました。
浦安市立図書館
 常世田良。日本図書館界のニューヒーローと言っても良いかもしれません。
 曰く、図書館界はロビー活動をもっと積極的にすべきだ。等等、この館長ありて浦安市立図書館あり。先進的な取り組みに次々挑戦するその熱気に、気圧されるような1時間半でした。
 時間があったので、隣接する郷土博物館に行ってみました。同じハコ物ですが、地域の人たちに密着した運営がされていました。外の庭では粋人たちが“浦安細川流投網実演会”をやっていました。・・・今、生業としてやっている人はなくなったとのことですが、細川流と言うのが江戸気質なんでしょうか?
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