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地域再生

[2004.10/21]
 忘れられていないでしょうか?
会う人ごとに、しばらくメールマガジンが届きませんねとの胸に刺さる言葉。オリンピック、イチロー、04総体・・・なぜかスポーツばかり浮かびますが、不発気味の小泉サプライズ、次々と直撃する台風、わが県でも次代に向けて厳しい検討と論議がありましたのに。決して寝ていたわけではありませんが。
 さて、わが党が誕生して40年、記念すべき節目の大会が10月30日に東京で開催されます。
 大会議案で、特に3つに絞り込んだ重点政策の一つが「地域再生」というテーマであります。私にとってこれは!と心に響く内容です。
 先日、西尾市長、杵屋五司郎という三味線弾きと一緒に食事をしたのですが、話題の一つがこれと重なりました。

【党大会の議案】
 最初に誤解のないように。党大会の議案は、活動方針と重点政策が主な柱ですが、昨年の衆議院選挙と今年の参議院選挙で123項目のマニュフェストを発表してその実現に取り組んでいます。ということで、例年膨大な重点政策案が発表されるのですが、今回は3つに絞り込んだものが発表されました。
 一つは、大衆福祉の公明党らしく「社会保障制度の構築」、そして、直面する世界の最大の課題「国際テロ時代における新しい平和主義」、最後が「地域再生」であります。
 なぜ「地域再生」か。地方分権が叫ばれ、市町村合併が進み、三位一体改革が推し進められる今、本質がいつの間にか歪曲させられ、財政論が最も大きなファクターになってしまった、そんな現実に直面し必死で喘ぐ姿が今の地方の平均的姿ではないでしょうか。
 そのような中で、まさに国家的最重要課題の一つが地域再生に如何に取り組むかであります。

【地域再生】
 この「地域再生」の視点は、国土の均衡ある発展から特色ある地域づくりという方向転換の姿勢がベースとしてあると考えられ、今までずっと問題意識として持ち続けていた気持ちと合致しているのです。片や、県の重点政策の順位付け、部長を中心とする政策審議委員の評点によって順位が入れ替わったのですが、その皆さんの意識が国土の均衡ある発展という従来の枠から抜け切れていないのではという疑念が脳裏から離れません。
 「地域再生」政策の中身としては、@中小企業・農林水産業・地場産業・商店街を「成長のエンジン」にA「歩いて暮らせる」まちづくりB個性豊かな地域と文化の再生が掲げられていますが、それぞれ、私の考える方向性や、今までの取り組みと考え方が一緒、まさに我が意を得たりです。
 特に、教育との連携による「地産地消」という視点は、農業再生への理想的なあり方ではないかと思いますし、「歩いて暮らせる」まちづくりや文化芸術の振興は、議員活動の中で一生懸命取り組んできたテーマでもあります。

【西尾市長】
 議案が県代表者会議で報告され、帰県したまさにその夜、「文化芸術と地域振興」というテーマで西尾市長はじめ関係の皆さんと懇談したのです。
 余談ですが、文化芸術振興のため文化ファンドから毎年7000万円が各種事業に助成されていますが、出雲市の文化振興関係予算は5000万円、単純にこの二つの数字が比較できるというものではありませんが、地域づくりの柱に文化芸術振興を据えようという市長の明確な姿勢が伝わってきます。
 ともあれ、この「地域再生」政策、推進・実現に向けてしっかり取り組んで行こうと思っています。

【三味線弾きと鼕行列】
 最後に、西尾市長と一緒に食事をした杵屋五司郎氏、東京芸大などの講師を務める傍ら、世界に和の音楽を広める活動に取り組む日本音楽集団の中心メンバーとして活躍するプロの三味線弾き。
 松江にも月2回通いながら和の音楽の普及に取り組んでいますが、今年の鼕行列には初めて彼らの三味線もジョイントで練り歩くとか。〜実は、昔はそのような光景があったようです〜
 松江が気に入り、島根の文化振興に並々ならぬ情熱を注ぐ強力な応援団の一人です。機会があれば彼の演奏も聴き、一緒に文化振興運動に取り組んでいただければと思います。
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